出版社内容情報
わたしたちが生活するなかで、かならず出るごみ。それぞれの家庭から分別して出されたごみは、どこへ行くのでしょうか? 小学校4年生の社会科で学習する「ごみ」の単元にあわせて、分別された「ペットボトル」のゆくえをたどります。それぞれの家庭からだされたペットボトルは、まず集積所に集められ、収集車にのって、中継施設からペットボトルの再生工場へ。あたらしいペットボトルや、衣料品をはじめとする様々なものに加工され再利用されます。「ペットボトル」のゆくえを過程ごとにとりあげ、わかりやすく解説する写真絵本。
内容説明
わたしたちが生活するなかで、かならず出るごみ。それぞれの家庭から分別して出されたごみは、どこへいくのでしょうか?小学校4年生の社会科で学習する「ごみ」の単元にあわせて、分別されたごみごとに、そのゆくえを順を追って解説する写真絵本の決定版!
著者等紹介
辻芳徳[ツジヨシノリ]
元東京都清掃局職員。清掃工場、建設部、埋立処分場、施設部で勤務した経験を持つ。清掃事業の区移管に伴い東京二十三区清掃一部事務組合に移籍後、2011年3月退職。現在、循環型社会システム研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
ペットボトル回収から、リサイクルされるまでについて、社会科見学をしているような内容で書かれている。再生フレークからプリフォームが最終段階。そしてプリフォームを膨らますことで、再生ペットボトルになると初めて知った。2020/11/06
ふじ
19
ゴミ集積所の見学に行くはずが、今年はダムでプチがっかりの息子へ。大きな写真や字で、簡潔にわかりやすくまとまった調べ学習本。息子曰く「ペットボトルはプリフォームになるんだって!!」なんだそれは。結局気になった私も読むことになりましたとさ。2022/07/26
ris3901
7
足立区の回収を取材。ラベルやキャップのついたままのものはどうなるのかと思いましたが、ラベルは機械ではがし、フレーク状に砕いてから水に入れて浮かんだものを取り除くのですね、なるほど。ペットボトル以外の異物は人の手でとるとの写真が。やはり手はかけたくないなと思います。 その後小さな試験管のような形に再生し、膨らませて再びペットボトルが完成。ガラスのように膨らますとはしりませんでした。2022/10/27