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内容説明
1592年建設とされるスペイン、マドリードのエル・エスコリアル図書館から21世紀に建てられたアメリカ合衆国、シアトル公共図書館、サウジアラビアのキング・ファハド図書館、英国スコットランドのアバディーン大学に建てられたサー・ダンカン・ライス図書館まで。
目次
Library of Alenxandria―ALEXANDRIA
Russian State Library―MOSCOW
Riyadh Library―RIYADH
LiYuan Library―BEIJING
Hachioji Library―TOKYO
National Diet Library―TOKYO
Yoshihiro Yonezawa Memorial Library―TOKYO
Kyoto International Manga Museum―KYOTO
State Library of Victoria―MELBOURNE
Seattle Central Library―SEATTLE〔ほか〕
著者等紹介
ハマー,ビャーネ[ハマー,ビャーネ] [Hammer,Bjarne]
シュミット・ハマー・ラッセン設計集団所属。1986年、デンマークにて創業。ハイプロファイルな文化施設や、スウェーデン、デンマーク、スコットランド、カナダ国内の図書館の設計などにおいて高い国際的評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
364
ずっしりと重い大判の豪華本。序文を書いているビャーネ・ハマーはシュミット・ハマー・ラッセン設計集団の建築・設計家。したがって、本書では建築的な見地から、各国の名だたる図書館をオールカラーで紹介する。全体を概観したところ、およそ3つのタイプに分けられそうだ。すなわち、A.クラシックで風格に溢れたもの―アメリカ合衆国議会図書館、王立ポルトガル図書館、ジョアニナ図書館(コインブラ)等。B.斬新な設計―新アレクサンドリア図書館、キング・ファハド国立図書館(リヤド)、八王子図書館等。C.ユニークなもの―籬苑書屋、⇒2022/04/26
栗羊羹
52
とにかく凄い!図書館って美術館だったのか!?一番感動したのは、リオデジャネイロにある王立ポルトガル図書館!日本の国会図書館や、米澤嘉博記念図書館(コミケの創立メンバー?)も紹介されております。北京郊外のリー・ウェン図書館…小枝に囲まれた図書館…ご覧ください。2017/08/06
つちっち
18
排他的で特権階級のためのものだった時代の豪奢さや厳格さ。デジタル化の大波を受けて以降、収蔵空間の探索や市民の触れ合いを目的とした現代の図書館。どちらも本好きには堪らないですね。四方びっちりと見上げるほどの書架に囲まれた空間にはワクワクがおさまりませんでした。 お気に入り図書館は、「本の大聖堂」ジョージ・ピーボディ、ガラスのピラミッドに収蔵されたブック・マウンテン、「空中図書館」ホセ・ヴァスコンセロス。2021/11/18
nikoniko313jp
18
素敵だと思った図書館は王立ポルトガル図書館 ニューヨーク公共図書館 ストラホフ修道院図書館(プラハ)などなど どこもため息が出るほど素敵な図書館。行ってみたい きっと行くことはないだろうなぁと見ながらネットで検索して午後を過ごしました。2016/12/04
Nobu A
16
最寄りの図書館で「図書館」と言うテーマで揃えられた書籍の一冊。思わず借りてきたしまった。通勤電車・バス内では読めないB4サイズ。本好きには堪らない空間の数々に溜息の連続。国内の瀟洒な図書館の写真集を見ると、一度行ってみたいと言う欲求が沸々と湧いてくる。それが世界となると、各建物の美しさに嘆息するだけでなく、訪れられる可能性の低さに更に深い嘆息。写真を眺めるだけでも楽しいが、訪問可能性の低さに嗟嘆のような複雑な気持ちになる。でも、いつか行けるかなと微かな望みを捨てないでおこう。パラバラ読み読了。2025/07/13