内容説明
町の大金持ちシェア・マネー氏が亡くなりました。マネー氏の子どもたちが遺産をさがしはじめると、図書館やお店から古い貴重なコインが見つかり、町は宝探しで盛り上がります。ところが…億万長者が本当にのこしたかったものとは―
著者等紹介
クライス,ケイト[クライス,ケイト] [Klise,Kate]
アメリカ合衆国イリノイ州ピオリア生まれ。子どものころから姉妹でいっしょに本をつくってきた
クライス,M.サラ[クライス,M.サラ] [Klise,M.Sarah]
アメリカ合衆国イリノイ州ピオリア生まれ。子どものころから姉妹でいっしょに本をつくってきた
宮坂宏美[ミヤサカヒロミ]
弘前大学人文学部卒業。旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。宮城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
21
【図書館】いろんな出来事が起こって面白く読めますが、実の両親に見捨てられたシーモアの心の闇、苦悩を思うと切なくなりました。でもこれからも町中の人たちに見守られながら健やかに成長してほしいと思います。日本に短歌や俳句があるように、五行詩(リムリック)にもちょっとした決まりがあるって初めて知りました。手紙のやり取りも良いものですね♪面白かった♪2015/01/14
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/08/22
みゆき
1
お金って、沢山あると、いがみ合ったり、人が変わったりしちゃうんだろーなー。2016/05/01
ぷるぷる
1
ゆうれい作家シリーズ第3弾。遂にゆうれいを信じる信じないの話から離れてオリジナルな展開。犬を飼うことを反対された息子シーモアが家出したり、ついでに責任感じた母親役のゆうれいオリーブも家出したりして実に庶民的なタイヘンさが微笑ましい。話の本筋は街の大金持ちが亡くなって巻き起こった遺産騒動を通じて再び家族の大切さをみんなが知っていく部分だと思いました。このシリーズは楽しいだけでなく割りと良いこと言ってるのである。2015/02/16
Olga
1
いがみあっていても、結局は似たもの同士のきょうだいなのかな。2014/12/06