内容説明
赤ちゃんにかけてあげたいことばがいっぱい。リズミカルなことばと、あたたかいタッチの絵で、赤ちゃんとお母さんとのぬくもりを育む、新しい赤ちゃん絵本シリーズです。0歳から。
著者等紹介
いまむらあしこ[イマムラアシコ]
1947年、熊本生まれ。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。同作品および『良夫とかな子』『あほうどり』(評論社)により路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』(講談社)により野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』(童心社)により絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』(理論社)によりひろすけ童話賞を受賞
たるいしまこ[タルイシマコ]
1952年、神奈川県茅ケ崎生まれ。多摩美術大学卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
どろんこ遊びで泥だらけになった子どもを「こぶた」として描写する、なかなか思い切った絵本。泥だらけの時は、ぶたの耳、ぶたの鼻、ぶたのしっぽがついているが、お風呂に入ってきれいになると、耳、鼻、しっぽはとれて人間の姿に。ほのぼのとしたタッチの地獄絵で、「どろんこ遊びは畜生道に落ちるぞ!」と言われているようだ。母親から見たどろんこ遊びがどれほど罪深いものかがよく分かる。2015/01/18
misa*
60
どろんこ遊びをしていた男の子が、どろんここぶたになっちゃっておふろに入るお話。ぶうぶうぶう!って鳴きながら洋服を脱いでくところに興味があったのか、ページをめくるめくる!「君もさきほど公園行って、どろんここぶたになってきたもんね〜笑!」と、同じ出来事が息子にも起きましたとさ♡(1歳3ヶ月)2018/02/04
seraphim
21
どろどろ、どろんこ遊びをしていた小さな子。どろんこ子豚になっちゃった。こそこそ、急いでお風呂に入って…。リズムの良い言葉と、優しい絵が素敵な絵本。小さい子が1人でお風呂に入っているのが、えらい。きちんと身体も頭も洗って、ぴかぴかになった子。「リンゴのほっぺ、たべちゃうぞ。」という言葉は、お風呂から出た我が子を見る、親の気持ちが溢れていて、ほっこりした。2015/02/28
shirokuromarble
5
読み聞かせ。どろんこあそびでどろんここぶたになった男の子が、お風呂に入ってぴかぴかこぶたになる。1歳3か月の娘、各ページ最後の「ぶう、ぶう、ぶう!」で大喜び。体をゆすって声に合わせてリズムをとっていました。2014/11/24
もっしゅるーむ
4
図書館で見かけ、娘飛び付き、再び我が家へ。何か上手く抜けないとき「◯◯がぬけない、ぷーぶーぶー!ぶたくんでーす♪」とやっている。ぶたくん…可愛すぎる笑【2歳6ヶ月】2020/10/04