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内容説明
あるひ、「むすめをおれのよめにもらうぞ!」と、おにが、むすめをさらっていった。しばらくじさまはなきくらしていたが、むすめをさがしにでかけることにした。のこえ、山こえゆくと、やがて1けんのうちをみつけた。そこには、こづなというおにの子がいた。そして…。この話は、岩手県に伝わる「鬼の子小綱」の話をもとに、再話したもので、かわいい鬼の子とダイナミックなストーリーが、読者を楽しませてくれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
14
斎藤博之さんの絵は素晴らしい!! 1986年初版。思ったほど古くないですね。この時代の絵は時間の流れがゆっくり感じますね。古い感じや、滲んだ感じが”昔話”の世界を深く表現していますね(*^0^*)/2014/01/16
ヒラP@ehon.gohon
13
【再読】父親の鬼よりも母親と祖父を選んだこづなの活躍。ハッピーエンドだけど、こづなも小鬼ですよね。ちょっと心配。2021/02/03
ヒラP@ehon.gohon
12
事業所で読み聞かせしました。2021/02/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
木暮正夫さんのこづなをやっと読めました。節分=鬼で選書している中、こちらの本は節句のおはなしなので今回は断念。こちらはこづなだけがお尻を出してました(笑)ハッピーエンドで終わるのでこちらのおはなしのほうが好きです。地域によっての話の違いを読む時には説明したいところです。2019/01/25
遠い日
8
読み比べ。さねとうあきらさんの文章のものは結末が厳しく、救いがない印象だったが、こちらのものは同じく岩手県の伝承が原話(各地に同様の伝承があるとのこと)だが、細部の構成も違い、結末も異なる。オニとこづなの知恵比べの場面がやはりおもしろい。ハッピーエンドにほっとさせられるのも事実。2015/11/15