内容説明
あめあがりのゆうがた、じんじゃのとりいのむこうには、こわくて、ちょっぴりあたたかいもののけたちがまっている。のっぺらぼうに、ろくろっくび、かさこぞうに、ぬらりひょん。ふしぎなせかいにまよいこんでみれば…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
30
「おにウィーク」その1 よく出来ているお話で、子ども達は「けっこう怖いじゃん」と満足気でした。君たち、ホントに怖いの好きだねぇ2019/01/27
たまきら
26
絵はすごくかわいいのに、不気味なんだなあ。しかしぬらりひょんがこんなに怖いイメージになったのって水木先生からでしょうか。2019/04/04
いろ
16
小学校読み聴かせは,紆余曲折の末,息子リクエスト「怖い絵本」ターゲットとし,最後に迷った1冊。妖怪が次々登場,流行りも手伝い,今の子に楽しいかも…と,母(私)の中では有力候補だったが,父(夫)の評価がかなり低かった事もあり,ギリギリで外した。後で一緒に読んだ7歳男児には,やはり馴染みの妖怪盛り沢山でヒット♪ 九尾の狐は優しく,百目は可愛く,人面樹は楽しかったみたい。絵は乙女チックだけど,異界に迷い込んだ不安など女の子の心情にも寄り添いやすく,怖さもちゃんと味わえる。迷い込む方法,試したくなりそうw2015/11/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
友だちと神社に遊びに行ったつきこちゃん。お祭りでもないのにお面の屋台があった。そこでは「めかくしおに」用のお面売っている。(めかくしおになので、目の所に穴が開いていない)狐のお面が気に入りつけてみると、おともだちからつきこちゃんは見えなくなってしまい、お面をとるとそこは知らない場所…。2021/04/17
チェアー
9
子どものころって、実はこっそりいろんな世界をのぞいていたのかもしれない。子どもはそれを言葉にしない。大人になると忘れてしまう。2016/12/18