内容説明
おばけマンションの最上階に、らーめんの出前に行くことになった兄弟が、「百聞は一見に如かず」「猫に小判」「頭隠して尻隠さず」など、ことわざをつかった会話をしながら、だいぼうけん。ぶじにらーめんを届けられるでしょうか?声に出して読んで楽しい、こさわざ絵本です。
著者等紹介
はたこうしろう[ハタコウシロウ]
1963年、兵庫県生まれ。絵本やイラストレーション、デザインなど様々な世界で活躍
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
40
図書館本:おばけマンションからの出前の電話を、軽く請け負ってしまったラーメン屋の店主。電話の後で怖くなり、お供を連れて出前に行ってみると・・・というお話。お話メインと言うより、随所に散りばめられた「ことわざ」を楽しく学ぶ絵本。おばけで一杯のマンションで、驚き慌てふためく店主と、的確なことわざで突っ込みを入れるお供2人。とぼけた感じの絵も楽しい、お化け屋敷でのドタバタ劇。子供達にはウケが良いのでは?遊んで学べる一冊。2013/09/18
そる
22
これは子供No.2が好きだったんですよねー。4歳くらい向けかな。疾走感あって擬音とかいっぱいあるので読むのは結構大変です。ことわざがいっぱい散りばめられてて、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とか「骨折り損のくたびれもうけ」くらいなら使うけど「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とかあまり使わないなってのもそこそこあって。ま、新しい言葉を知っておくのは悪くないですから。おばけいいやつだったんです。おバカな印象の絵本です。男の子は好きかも。
gtn
19
若者の新語が耳障りだといつも感じているが、その言葉が芯を食っていれば、生き残り、諺となる。2023/12/27
くるぶしふくらはぎ
19
おじさんもおばさんも諦めずに口にしよう。口にしなくちゃ、廃れるよ。2021/06/20
ume 改め saryo
17
これはもう 『 勢い 』 ですね(笑)(^O^)/ いけいけ!!(^^)/ こういう絵本に出会うと、勉強も好きになるし、覚えやすいですね!!(^0^)/**2012/06/25
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- 和書
- 囚われのチベットの少女