内容説明
誕生する春にはじまり、冬ごもりで見るすばらしい夢まで、なんと充実したみのむしの1年でしょう。まず、このみのむしに名前をつけてやってください。そして、1枚1枚の絵から、たくさんのお話をつくって、もっと生き生きしたいのちをこの愛すべき昆虫にあたえてやってください。ひるがえって、わたしたち人間の生の充実、かけがえのないいのちの貴重さをこのみのむしから、問いかけられているように思えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
みのむしの個体数が減少していると聞きます。そんなことが頭にあって、タイトルで手にしました。みのむしの一年を現代風に描いているのですが、如何せん、絵が気持ち悪くてなかなか素直に内容が入りにくかったです。筋肉隆々としたみのむしの腕や体が、どうにも受けつけられませんでした。2025/03/01
猪子
2
表紙の絵だけ見て「ああ、宇宙に行った猿の話かぁ」と思いながらタイトルに目をやると「みのむしのうた」と…内容を見ると確かにみのむしなのですが、如何せん猿と人間とみのむしを混ぜ合わせたようなキャラクターが気持ち悪過ぎる。途中出てくるてんとう虫の手足もやけにムキムキ…軽いトラウマを与えてくれた絵本。2015/04/19