内容説明
古代の時間、現代の時間。時間と暦は、人々のくらしや社会をどう変えたか。太古の昔から、人々は太陽や月の運行、四季の変化から、時の流れを刻み、時間と暦というくらしの尺度をつくってきた。やがて、産業と技術の発達は時計を生み出し、人々の生活を大きく変えた。そして今、世界は一つの標準時計で動いている。精細で迫力あるイラストと簡潔な文章から、時をとらえる人の知恵と工夫の深さを知る。
目次
地質年代
時間と木
生物時計
地球と太陽
地球と月
古代の暦
中世の暦
12か月
七曜日
アステカ暦とマヤ暦
簡単な暦
日時計
中世の日時計
変わった日時計
アストロラーベ
変わった時計
水時計
修道院の時計
機械時計
都市の公共時計
天文時計
ガリレオの振り子
携帯時計
和時計
産業革命の時代
海上の計時
標準時
現代の時計
原子時計
時間と宇宙