内容説明
世界を滅ぼすのか、救うのか―。オリンポスの神ポセイドンの息子、パーシーにかせられた予言の刻限まであと1年。世界を滅ぼそうとするルーク、ルークを想うアナベス、パーシーを恨むハデスの息子ニコ、ミストに惑わされない少女レイチェル、そして、ついに復活せんとするクロノス…。さまざまな想いが交錯するなか、ハーフ訓練所を守るため、迷宮ラビュリントスへ足を踏み入れたパーシーの運命は?アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の実力派ミステリー作家による、現代のアメリカを舞台にギリシャ神話の神々や怪物が大暴れする異色ファンタジー。最終局面へむけクライマックスをむかえるシリーズ第4弾。
著者等紹介
リオーダン,リック[リオーダン,リック][Riordan,Rick]
1964年、米テキサス州サンアントニオ生まれ。テキサス大学で英語と歴史を専攻。『ビッグ・レッド・テキーラ』(小学館)でシェイマス賞、アンソニー賞。『ホンキートンク・ガール』(小学館)でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペーパーバック賞を受賞した実力派ミステリ作家
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。エスニック文学、マイノリティ文学、児童文学を通じ、ヤングアダルトの分野を中心に精力的な翻訳活動を行なっている
小林みき[コバヤシミキ]
1968年生まれ。英米文学翻訳家。東京女子大学卒業。慶應義塾大学大学院修士課程修了。シモンズカレッジ(米国マサチューセッツ州)大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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