感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
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「庭先の柵にぶら下げた”カエルの脚”に、カミナリが落ちて、ビクビクした」っていうことが、科学史上の大発見であるらしく、まぁヘンだけど、ステキな話だなぁと、ほっこり感動した(→ガルヴァーニ「動物電気」)。ヴォルタによる電池の発明や、現在の神経生理学だけでなく、wiki情報によるとシェリーに「フランケンシュタイン」の着想を与えたのも、もとをたどれば「カエルの脚」なんだって。古代ギリシャの科学くらいまでは理解できるのだけど、19世紀以降、ジュールとかハーシェルとかもうついていけない。でも、みんな偉い。頑張り屋。2019/01/22
nbhd
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生半可な知識でいうのもアレだが、ジュールさんはなかなか偉大だ。物理学の各分野を熱量“ジュール”という軸線でつなげたことは、人類史、とりわけ科学技術の進歩にとって、ヤバすさまじい偉業だと思われる。電気や温度の変化を「熱量」に変換するのは、わりかし理解できる。電気はビリビリしてアッツいし、温度はグツグツしてアッツいし。だけども、押したり引いたりする「力」を熱量としたのには…マァとため息。ウィキペディアにあるジュールさんの力と熱の変換実験装置を見て、…これまた、マァとため息が出た。2021/05/24
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- 和書
- やさしい顔と手の描き方