内容説明
花や虫などを擬人化して描く方法によって、自然を新しく見直そうとする芸術運動・ユーゲント様式（アール・ヌーボー）を代表したクライドルフの最初の絵本作品で、代表作。石版画のやさしく繊細な特長を生かした美しい絵は、当時、大きなセンセーションをまきおこし、芸術的な絵本の先駆けとなりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
17
病に侵されて見えてくるものがある。自然の世界もその一つ。2020/12/12
花林糖
9
（図書館本）花や虫などを擬人化して描いたクライドルフの画集の様な絵本。お気に入りは「はじめの花」「ヒナギクさんのお茶会」「輪舞」。ねこやなぎのねこが可愛い。2015/07/20
てぃうり
1
なんてなんて素敵な絵本！初版は1900年！こんな昔から読まれてきた絵本、現代の自分にも響いた。擬人化された草花が、その草花のイメージにぴったり。今もその草花や昆虫たち、ちゃんと分かるのがすごいの一言。2024/11/23
わちゃこ
0
この本は、物語ではなく、 見開きの片ページに、文章（詩）が、 もう片ページに、その詩に合ような イラストがカラーで描かれるという 構成になっています。 植物を擬人化したイラストは当時は かなり、斬新だったのではないかしら？ このカラーのイラストは元は石版印刷だそうです。 100年以上前の絵本をこうして見ることが出来る のは本当に幸せですね。2017/08/25
timeturner
0
「ねこやなぎのねこが小枝からおりてきて」なんて文や絵が描けるなんて・・・本当に自然が好きなんだなあ。2012/11/03
