感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
130
文章が結構多い絵本です。アンデルセンがこのような話を書いているとは知りませんでした。モミの木の一生を書いています。クリスマスのために切られて、その後最後は薪にされてりしていつも子供を楽しませたり、ネズミに話を聞かせたりとサービス旺盛なモミの木です。絵も素朴な感じでした。2017/01/08
♪みどりpiyopiyo♪
23
森のなかに、もみの木が一本ありました。お日さまにはめぐまれ、まわりには自分のなかまの、もみや松もはえているいい場所でした。■デンマークの詩人・作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805–1875)による童話。これは完訳かな? 森の様子やもみの木の想い、祝祭の華やぎ等が詩情豊かに綴られ、スベン・オットーの描く落ち着いた淡い光もしっくり。■アンデルセンが深いペシミスムを表現した最初の童話だとか。あの時が1番幸せだったと気付いても、もうどうにもならない悲哀が切ないお話でした(1844年。絵 1978年?)2017/12/09
はる
21
図書館本。冬の絵本、クリスマス絵本。たくさんの蝋燭の灯りで飾られたクリスマスツリーに子どもたちが駆け寄る表紙絵に引かれて。ああ、アンデルセンのクリスマスは決して明るいばかりではないのを知っていたのに。思わずマーガレット・ワイズ・ブラウンの「ちいさなもみのき」とくらべてしまったりする。ねぇねぇ、おはなしのおじさん、一つと言わず「ずんぐりころころ」も「イーベデ・アーベデ」も語れるおはなしを全部もみの木に聞かせてやって。2015/12/16
kajikimaguro
11
時期外れではありますが雪の女王読んだら他のも読みたくなって。もっと楽しんでおけばよかった、ってとこは大人になってから読んだりこどもに読ませてから感じるものがあるのかもね。2014/04/07
黒メガネ
5
今いる場所がしあわせだって気がつくのは、悲しい思いをしたとき。悲しい場所で。人生のやり直しは、なかなか難しくて、特に出会いは一度きり、やりなおしはなかなかできません。胸が締め付けられる絵本ですが、子供が人生の練習をするのに良い絵本です。2018/01/07
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