内容説明
なかよしおやこわにたちのこうぶつは、ほっぺがとろけるほどのあまーいバナナ。ところがあるあさ、ちびのアチーユが「きょうはにんげんのこどもをたべるんだ!」とせんげんしたからさあたいへん。ひっしにとめるりょうしんをしりめに、アチーユはいきようようとでかけていきますが…。
著者等紹介
ドニオ,シルヴィアン[ドニオ,シルヴィアン][Donnio,Sylviane]
最初に子どもの本をかいたのは、8歳のとき。10行ほど書いたあと、大人になったら続きを書くと、やめてしまった。人権の勉強をし、いくつかの政府の機関で働き、そして3人の子どもの母親となった今、彼女は約束どおり本を書いた。『きょうはこどもをたべてやる!』は彼女の最初の作品である
モンフレッド,ドロテ・ド[モンフレッド,ドロテド][Monfreid,Doroth´ee de]
1973年パリ生まれ。彼女の幼稚園の一日は、いつもこうやってはじまった。(1)何か文章や言葉を想像する(2)それを方眼用紙に、丁寧に書く(3)そこに色鉛筆で色をつける。この幼い日々が、彼女の性格に大きく影響を与えた。というのも、以来ずっと、彼女はこのとき感じた興奮を探し続けているからだ。11歳で「おしゃべり鳥」というお話を作り、毎月手書きのイラストをつけ、発行した。彼女のノートには、おかしくて想像力たっぷりのお話が、いつも山ほど書かれていた。そして現在、作家兼イラストレーターとなり、ネコ、ウサギ、ゾウといった動物や、プンプンにおう怪獣、お菓子の話などを書いている
ふしみみさを[フシミミサヲ]
1970年埼玉県生まれ。上智大学文学部仏文科卒。はじめて絵本の翻訳をしたのは、29歳のとき。現在は、食いしんぼうの愛犬と一緒に暮らしながら、海外の絵本を日本に紹介している
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