かきねのむこうはアフリカ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784593504053
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

ぼくの家は、小さな庭がついていて、物置と菜園がある。近所はどこもおなじだ。みんなきれいに手入れしている。でも、おとなりさんだけはべつだ。草は、はやしっぱなし。しかも、ある雨の日、物置をこわし、シャベルをひきずってきて、なにかをつくりはじめた…。あたたかく、ユーモアたっぷりに、アフリカと子どもの出会いを描きます。

著者等紹介

ムイヤールト,バルト[ムイヤールト,バルト] [Moeyaert,Bart]
1964年、ベルギーのブルージュで生まれる。ベルギー文学を代表する作家のひとり。16歳になるかならないかの頃に書き上げた『調子っぱずれのデュエット』(くもん出版)は、19歳のときに刊行され、翌年、子ども審査団賞を受賞した。その後、『素手』でライオン賞、オランダ銀の鉛筆賞を受賞している

ヘグルンド,アンナ[ヘグルンド,アンナ] [H¨oglund,Anna]
1958年生まれ。スウェーデンの人気絵本作家。1988年、『ぼくはジャガーだ』(佑学社)の絵で、エルサ・ベスコフ賞を受賞。その後、『おじいちゃんの口笛』(ウルフ・スタルク文、ほるぷ出版)でドイツ児童文学賞を受賞し、注目される

佐伯愛子[サエキアイコ]
1973年長崎生まれ。国際基督教大学教養学部語学科を卒業後、イーストアングリア大学で北欧語学を専攻、ストックホルム大学でスウェーデン語を学ぶ。スウェーデンの文学、児童書の紹介に意欲的に取り組んでいる。アメリカのボストンに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

24
三軒長屋の噺をふと思い出しました。同じ場所で同じように暮らしていても人間って結構違う。そんなことを思いました。2020/10/09

ヒラP@ehon.gohon

17
表紙裏にある、連棟式の家の図を見ないとわかりづらいお話かもしれません。 同じ区画の庭が並んだ住宅ならではの光景です。 同じ物置があって、それぞれの家族が野菜を作ったり、庭でくつろいだりしています。 一軒の家が変わったことを始めたら、気になるし悪くも言いたくなるのでしょう。 でも、そこにカメルーンの家族が住んでいるって、外国があるみたいで不思議ですね。 異文化交流できて良いなと思いました。2018/03/08

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

16
集合住宅の庭で、カメルーン出身のデジレーさんが不思議な行動を起こす。周りとは異質な行動をするデジレーさんに、周りの人々は悪口を言ったりするが、隣に住むぼくだけは違う。ぼくの家族も段々理解してくれるようになった。自分たちとは違う文化をすんなりと受けいれることを難しく考えるのは、人と歩み寄るには壁になるでしょうね。子どものように素直な心で、異文化を受け入れるように大人が変わらなくては。2020/03/13

こどもふみちゃん 

4
僕の家は隣も隣も同じ形。16けんの同じ家が並んでいる。隣の家に住むアフリカ出身のフランス語を話すデジレーさんが、ある日変な行動をとりだした。垣根の向こうのその様子をまどからながめる主人公。アフリカ出身のデジレーさんは一体何を作っているのか??? 4・5・6・7・8歳向け。2012/01/19

がる 

3
スウェーデンの絵本作家アンナ・ヘグルンドの絵です。 ふるさとを思う気持ちが描かれていて、好印象でした。2011/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/250641
  • ご注意事項

最近チェックした商品