内容説明
きりぎりすがなきはじめると、「霜がおりるまであと6週間」といわれます。こんなふるい、いいつたえが、秋の訪れを、知らせてくれるのです。秋の収穫のよろこびに感謝したくなる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
23
秋になると開きたくなる絵本。副題は(ゆたかな秋のものがたり)という通り、読むととっても豊かに気持ちになる。各ページの絵や色も大好きだし、江國香織さんの訳もいい。2018/10/08
mntmt
14
秋を感じる絵本。感謝祭の絵本でした。1951年、アメリカ。原題:Autumn Harvest2015/11/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
令和3年度小学校朝読書リスト 高学年 (朝読書で読んだ絵本や紙芝居はそのまま貸し出します) きりぎりすが鳴きはじめると「霜がおりるまで あと6週間」という言い伝え、暑い夏の終わり、秋の訪れを感じさせてくれる絵本。農村に住む私の町の子どもたちは、同じような風景を感じてくれると思います。2021/05/17
いっちゃん
12
子供に読んであげても、あまり反応がなかったけど、明日は学校の収穫祭、タイムリーではあったかな。2015/11/12
ヒラP@ehon.gohon
11
次第に深まっていく秋という季節が、とてもシンフォニックに描かれていて秋の重厚な余韻に浸れます。 田園風景の中の秋は、秋の気配を感じたと思ったら、一気に実りの秋、祭礼の秋と深みを増していきます。 日本の秋ではないけれど、秋は収穫の季節ですね。 秋は金色かもしれません。2015/10/16