しりっぽおばけ

ガルドン，ジョアンナ【再話】〈Ｇａｌｄｏｎｅ，Ｊｏａｎｎａ〉/ガルドン，ポール【絵】〈Ｇａｌｄｏｎｅ，Ｐａｕｌ〉/代田 昇【訳】

ほるぷ出版（1997/08発売）

• サイズ B5判／ページ数 1冊(頁／高さ 25cm
• 商品コード 9784593503766
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

じっさまは、じっとみみをすませた。がりがりっがりがりっがりがりっなにかをひっかくようなおとがはっきりときこえた。そのとき、ぶきみなこえがした。「しりっぽ！しりっぽ！おれのしりっぽとりかえしにきた！」突然あらわれた、かいぶつのしっぽを食べてしまったじっさまは、その夜、ねむれませんでした…。４歳から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パフちゃん＠かのん変更]

3匹と犬とともに森の中に住むじいさま。ある夜、はらぺこだったじいさまは小屋の中に入ってきたふさふさの太いしっぽを斧で切り落として食べてしまう。でもそれは怪物のしっぽだった。しっぽを探しに来る怪物。これはかなり怖いお話です。眠れなくなる子が出てくるかもしれません。

2016/06/10

[アクビちゃん@新潮部😻]

【図書館】「365日、まいにち絵本！」で、「うんと怖いのを読んで」と言われたら、読むと良いと選書されていた絵本。たしかに怖い！　でも、キャーの怖さではなく、これは…　小5に読み聞かせの絵本を探しているのですが、この絵本を読むと朝から何とも言えない気分になるかなぁ〜。ハッピーエンド好きな私としては、あまり好きではないけれども、たまにはこんな話しもありかな？

2018/12/03

[花林糖]

（図書館本）読友さん達の感想が怖い！との事でワクワクして読んだら、、、、、衝撃的なラスト。子供向け絵本なのに怖すぎる。

2016/11/05

[小夜風]

【図書館】怖い絵本！おばけの正体が判らないまま終わってしまうから余計に……。｢おっぽ｣｢しっぽ｣｢しりっぽ｣全部｢尾｣のことなんですね。おばけの執念が恐ろしいのです。

2015/08/31

[ほんわか・かめ]

ポール・ガルドンの作品を読んでみよう祭♪と勝手に銘打ち書庫から出してもらいました。愉快な表紙に“おばけ”とくれば、楽しいオチを想像しちゃうじゃないですかぁ！…かなりのホラーでした…((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

2021/03/02