内容説明
「あかちゃんってどうやってできるの?」パパとママがせつめいしてくれた。でもね、ぼくたち、わらっちゃったんだ。でたらめばっかり、いうんだもの。ユーモラスに語る性教育の絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
大好きなバベット・コールがこんな楽しい本を出していて、日本語に翻訳されていたとは…。「ついに性教育をしてもいい頃ね」と意気込んでやってきたのに両親が並べる嘘八百がおかしい。「間違ってるし」と性教育済みの娘さんが笑うなか、テーブルの向かいで夫がどぎまぎしていてさらにおかしかった。きちんとした本を読んだ後、世に五万とある嘘八百を笑い飛ばすのに向いている本だと思います。2019/07/06
ヒラP@ehon.gohon
24
途中まではなんとふざけた絵本だろうと、ブーイングを決めていたのですが、子どもが親に正しい性知識を伝えるという構図には感心しました。 まさかまさかの大逆転的な絵本です。 性行為についても、臆することなくユーモアたっぷりに描いて見せる子どもたちにたじたじです。 ちょっと読み聞かせはやめておきます。2022/06/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
ママとパパが子どもたちに、どうして赤ちゃんができるかってことを教えようとしますが、とんちんかんなことばかりいうので、子どもたちがママとパパに教えてくれます(笑) 明るい性教育の絵本です。2021/12/06
奥山 有為
10
楽しく詳しい性教育の絵本。とはいえ子どもの頃は何の疑問も持たず訳も分からず読んでたけど、改めて意味が分かるようになったら本当にすごい内容だー!パパとママはこんなふうに…と、性交がここまで底抜けに明るく正しく健全なこととしてイラスト化されているのは他に見たことがない。たぶん小さい頃はこの絵をあくまでパパとママの遊びの一種として捉えていたと思う。子どもにいつか「赤ちゃんはどうやってできるの?」って聞かれた時に一緒に読めたらいい…かな。疑問が深まるかもしれないけど。2018/06/23
遠い日
9
バベット・コールの絵を求めて。タイトルから、赤ちゃんに関する本とは察していたが、妊娠・出産に関する真正面からの性教育の絵本でした。赤ちゃんはどうやってできるの?赤ちゃんはどこからくるの?といった質問に、つぶさに答えた優れた本だと思います。2018/11/14