内容説明
むかし、むかし、まずしい教会番が住んでいました。ある日、最後の1羽になっためんどりを市場へ売りにでかけるとちゅう、小人が出てきて、このたまととりかえないかと言うのです。そのたまは望みのものをなんでも、出してくれる魔法のたまでした。それから、教会番とおかみさんのふしぎなくらしがはじまりました…。5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
15
こういう絵は、原画を見たくなります。カーライは、チェコのイラストレーター。お話は、民話っぽかった。2015/12/17
星落秋風五丈原
9
貧しい教会番夫妻にこびとが3度の幸運を与える。夫妻はその幸運を永久には続けさせられないのだが、3度の幸運の終わり方はそれぞれに異なる。1990/08/12
遠い日
2
ドゥシャン・カーライの絵がすばらしい。民話の匂いのするお話ですが創作らしい。貧しい教会番の夫婦に訪れた幸運。なのに、妻は魔法の鍋の扱いを守れず、夫は魔法の玉の使い方を欲のままにまちがえる。鍋と玉をくれた小人との約束を軽んじたばかりに、どうしようもない結末となる。愚かさに対する厳しい裁断にちょっと背筋が伸びました。2024/10/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
母と女性教職員の集いブックトーク&読み聞かせ(ブックトーク 小学校低~中学年向け)2012/11/23
katariha
1
「魔法」はいつか解けるのだろう。2025/01/19