内容説明
アペラードさんののうじょうは、たつまき郡にありました。1965年のたつまきで年よりラバをふきとばされてしまってから、はたけをたがやすことができません。ある日、地下の貯蔵庫でものおとがしました。おっかなびっくりのぞきにいくと、まいごのあかちゃんサイがきょとん。それから、アペラードさんとサイのソーセージぼうやの人さわがせな生活がはじまりました。さて、どうなることやら…。アメリカの人気作家、マーサー・メイヤーとスティーブン・ケロッグのユーモアあふれる絵本です。5才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
12
アベラードさんの農場のウシとブタとヤギとニワトリ、そしてまいごの赤ちゃんサイの人騒がせなお話。アメリカの人気作家によるユーモアあふれる本。1990/08/12
遠い日
7
メイヤーの物語を求めて。絵本というより短篇のような味わい。アペラードさんのなんとものほほんとした暮らしと、案外しっかりした働き方のちょっとしたギャップが好印象。迷子のサイ、ソーセージ坊やのダイナミックなアクシデントや、雲散したサーカスが再結成されていくあたりの収束は、みごと。アペラードさんの好きな仕事が見つかってよかった!2017/09/01
kazu_tea
4
たつまき群に住むアペラードさんの家へひょっこり現れた赤ちゃんサイ。一緒に農作業をするうちに苦しかったアペラードさんの暮らしも良くなりそうでしたが・・・。アペラードさんが動物たちと仲良く暮らしている様子が微笑ましかったです。少し長めの絵本ですが、波瀾万丈のストーリーで楽しく読めました。2012/07/26