出版社内容情報
十二支の順番はどうしてできたのでしょう。皇帝のまえでネズミとウシの知恵くらべ。中国民話をもとにエロール・ル・カインがエキゾチックな絵をつけました。
4・5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
140
十二支というのは中国が始まりなのですね。今まで意識したことがなく知りませんでした。この絵がなんともいえずオリエンタルな感じで見ているだけで楽しくなります。ねずみが一番に来て牛が二番目ということはわかるのですが、あとがどうなのか知りたいですね。2017/02/23
ベル@bell-zou
33
これは十二支の動物たちが一斉に競走するのではなく、ネズミとウシが我こそは一番に相応しいと主張するお話。他の動物たちは「十二支に選ばれただけで名誉だしぃ~」と、大変大らか。大切なのは、強さか賢しさか。やっぱり人は普通じゃないものに心を奪われるのね。なんとなくネズミが嫌いになっちゃった。絵はエロール・ル・カイン。美しくて細やかなル・カインの絵のイメージとはまた違って、やや漫画チックで生き生きとした動物たちが楽しい。とはいえ、やはり描きこみが丹念で見飽きない。2019/12/31
小夜風
31
【図書館】エロール・ル・カインが描く十二支のお話。といっても中国の民話のためか、私たちの知っている十二支のお話とは違いました。ル・カインの描く十二支の動物たちや、中国の掛け軸みたいなエキゾチックな絵が本当に素敵です♪2014/05/12
april-cat
16
お正月ディスプレイ用に再読。ル・カインさんがいつもとちょっと違うタッチで絵を描いているけど、こちらも素敵。ちょっと遠目が聞かないのと、読む量が多いので、読み聞かせには向かいないけど、十二支ものでは一番好きです。2012/12/08
ume 改め saryo
15
エロールさんも【 中つ国の話 】になると水墨画調の淡い色彩になるのか!!と、感心(^^) しかし、ドラゴンのイラストは圧巻!!!おもわず2cmほど仰け反りました(笑)(^^) ストーリー自体は面白いですね!! モリーといい、小さい賢いものがhappy endするストーリーが好きなんでしょうか?2012/02/17