出版社内容情報
この町に住む、風変わりなどろぼう。名前はジャンボリ。町のみんなが眠る夜、ジャンボリはあるものを、こっそりとぬすみだします。それはジャンボリにとって、とっても大事な宝物。ある日、あたらしい町長がやってきて、町のみんなから大切なものを奪います。ジャンボリが夜ごと集めつづけた「あるもの」が、あるとき、町にちいさな奇跡を起こして……。
大切なものを取り戻すためにできることや、偶然がもたらす奇跡が、ユーモラスで豊かなタッチで生き生きと描かれます。国内外で注目を集める実力派絵本作家、阿部結が手がけるはじめての絵童話。読むたびに、心が大きくふくらむ物語です。
内容説明
まちのみんながねむるよる。ジャンボリはしごとにとりかかる。いったいなにをぬすむとおもう?ぬすまれたのは、だいじな言葉!読むたびに心がふくらむちいさなおはなし。
著者等紹介
阿部結[アベユイ]
1986年、宮城県気仙沼市生まれ。中学校の美術教師であり、画家でもある父の影響を受け、幼いころから絵に親しんで育つ。2020年『あいたいな』(ひだまり舎)で絵本作家デビュー。『ぴったんこ』(福音館書店)で、第1回赤ちゃん絵本研究会大賞受賞。『なみのいちにち』(ほるぷ出版)で、第3回TSUTAYAえほん大賞新人賞受賞。同作品は、ミュンヘン国際児童図書館の国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」にも選定された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
89
今年の静岡書店大賞、児童書・新作部門 第2位 綺麗な絵。ほっこりする物語2025/12/08
とよぽん
68
可愛くていとしいジャンボリ、どろぼうだなんて・・・。おてがみのタネを集めて、心のエネルギーにして生きているんだよね。ゴミ箱をかぶって顔を隠しているけれど、どんな顔なんだろう。それにしても、ちょうちょうさんが改心してよかった。阿部結さんの絵に、既刊の作品に登場していた人物とよく似ている顔が出てきて、それも面白かった。2025/07/08
清掃員·D
53
町長も憎めない。手紙しばらく書いてないな。ファンレ書こ。でも裸の心を覗かれて、ばらまかれるのは嫌かも(笑)2026/02/24
沙羅
36
読み友さんのオススメです。まず本文の絵が良い。どろぼうのジャンボリは、ビルの地下じゃなくて穴蔵に住んでいる。可能なら私も穴蔵に住みたい😊で、ジャンボリが盗んでいるものが「手紙の種」と感じるもの。書き損じ全てではないと思う。私が初版や古書に拘る感覚に近いものかなと勝手に解釈。本って版を重ねる度に、手直しされ整っていくことに寂しく感じます。時代に合わせるためもあるから仕方ないことではあるけど、本文に出てくる町長にも通じるかも(笑)2026/06/14
どあら
35
図書館で借りて読了。今月中に娘へ段ボール一箱を送るので、手紙を書いてみようと思いました😊
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