出版社内容情報
みなさんは、与謝蕪村を知っていますか?
江戸時代の中ごろに京で活やくした、俳句と絵の名人です。京を代表する絵師のひとりでありながら、俳句でも宗匠(先生)になりました。
与謝蕪村のすごいところは、絵師としての視点を俳句にもいかし、それまでになかった新しい俳句をたくさん生み出したところ。正岡子規、与謝野晶子、萩原朔太郎など、後世の文学者たちに大きなえいきょうを与えました。
絵師としての立場と、俳人としての視点を組み合わせ、新しい表現を生み出し続けた蕪村。
その簡単な伝記と、代表的な名句、そして手がけた絵画もしょうかいします。
この1冊で、きみも与謝蕪村がわかる!
内容説明
みなさんは、与謝蕪村を知っていますか?江戸時代の中ごろに京で活やくした、俳句と絵の名人です。京を代表する絵師のひとりでありながら、俳句でも宗匠(先生)になりました。与謝蕪村のすごいところは、絵師としての視点を俳句にもいかし、それまでになかった新しい俳句をたくさん生み出したところ。正岡子規、与謝野晶子、萩原朔太郎など、後世の文学者たちに大きなえいきょうをあたえました。絵師としての立場と、俳人としての視点を組み合わせ、新しい表現を生み出し続けた蕪村。その簡単な伝記と、代表的な名句、そして手がけた絵画もしょうかいします。この1冊で、きみも与謝蕪村がわかる!
目次
絵に生き、俳句に遊んだ蕪村
蕪村の俳句で季節を味わう
与謝蕪村ってどんな人?
ここがすごい!蕪村の俳句1 そう大なスケール
ここがすごい!蕪村の俳句2 時間をこえる
ここがすごい!蕪村の俳句3 おかしみとその奥深さ
ここがすごい!蕪村の俳句4 恋心を意欲的によむ
ここがすごい!蕪村の俳句5 小説のような俳句
心を包みこむ俳句1 しみじみとしたなつかしさ
心を包みこむ俳句2 なにげない心の動き
心を包みこむ俳句3 身近な暮らしのひとコマ
心を包みこむ俳句4 よりそう自然
俳句心のある絵1 南画の名人・与謝蕪村
俳句心のある絵2 あこがれの芭蕉をえがく
俳句心のある絵3 ひびき合う絵と俳句
著者等紹介
藤田真一[フジタシンイチ]
1949年、京都府生まれ。関西大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本近世文学(俳諧)。京都ゆかりの蕪村への関心をきっかけに、芭蕉や一茶などへも関心を広げ、地域と俳句、絵と俳句の関係などについても研究。松尾芭蕉が書いた挿絵入り『野ざらし紀行図巻』の検証にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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