出版社内容情報
ジョン・バーニンガムがおくる、おやすみなさいの絵本。
ねむくてねむくてたまらない、そんないきものたちが、ねむる場所をみつけてゆっくりとねむります。その安心感と、やさしいことばがねむりをさそう1冊です。
バーニンガム独特のユーモラスなタッチの傑作絵本が、新版として生まれかわりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
24
疲れたらぐっすり眠ろうよ、と呼びかけるジョン・バーニンガムの絵本。谷川俊太郎の翻訳が読みやすくてリズミカルです。繰り返される「ねんころりん」という言葉が、まるで子守唄のように響きます。前半ではみんな疲れた顔をしているのですが、後半ではみんな眠って安らかな顔になっています。この構成は巧いと感じました。2024/10/14
anne@灯れ松明の火
24
リア友さんご紹介。新着棚で。人や動物、みんな眠くて仕方ない。ゆっくり眠れる場所はどこ? ねんころりん ねんころりん。ねんころりんは眠りを誘う合言葉? 谷川俊太郎さんの訳がいいんだろうな。リズムが良く、読んでいるうちに眠ってしまいそう。明日また元気に活動するには、眠って、身体を休めることが大事。さあ、あなたも、ねんころりん♪2020/07/15
遠い日
7
新版。ベッドタイムブック。安らかで幸せな眠りのために、ことばを紡ぐ。ゆったり、のんびり、疲れた体を休めるために、気持ちをほどいていく。新しい明日のために、さぁ眠りましょう。2020/11/19
ロイヤルミルクティ
3
読み聞かせながら、自分も心が落ち着いてきます。絵も素敵で、娘もお気に入り。2021/08/12
timeturner
3
バーニンガムの描く線のやさしさと谷川俊太郎が訳した文のリズムがぴったり合っていて、なんとも心地よい読み心地。前半の困った部分が後半になってちゃんとケアされてて、安心して眠れそう。(いやでも、赤ちゃんはちょっと心配)2020/10/08