出版社内容情報
嵐がいってしまったあと、倒れた古い木のうろから、みみずくのあかちゃんがでてきました。母さんもいない、まだ飛ぶこともできないみみずくの子は、農場で日一日と成長していきます。
農場で暮らす3びきのこねこたちは、ごはんを食べたり、あそんだりと大忙し。みんなりっぱにおおきくなって、やがてはひとりだちです。
プロベンセン夫婦が描く、にぎやかですてきな農場の生活。
かえでがおか農場を舞台にした名作が、装いも新たに待望の復刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
177
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。35年前に発売された海外作家の名作絵本の新版です。ほのぼのとした農場での動物たちとの楽しい生活が微笑ましい感じです。しかしタイトルと違って、みみずくと3びきのこねこが絡まないのが、不思議だにゃあ(=^・・^=) 🦉&😸🐈😹2020/11/03
yomineko@ヴィタリにゃん
62
古い本からよちよち出て来たミミズクの子どものみみちゃん🦉家族で育てていたけど、やがて野に放つ日がやって来た。さて、ミミズクとは違い、猫達は人と共生出来る。が、3匹がやる事は滅茶苦茶で、あ~どこの猫も同じだなぁ。ずーっと寝てるしね。寝子だから。ミミズク、飼えないのか・・・2024/07/09
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
51
1985年の新版。鳥と猫の同居生活に憧れがあり、みみずくと3匹の猫の暮らしを描いていると勝手に想像していたが、見事に違っていた(笑)。前半は倒木した木にいたみみずくの子供の成長記、後半は農場での3匹の猫の暮らし。図鑑のように生態についての説明書きがあり、ほのぼのとしていましたが、みみずくと猫の絡みが読みたかったのが少し残念。2021/05/30
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。表紙に惹かれて。内容紹介に「かえでがおか農場を舞台にした名作が、装いも新たに待望の復刊」とある。みみずくの話とこねこの話の、連作短編集のようなつくり。コマ割りしたり、1ページに何場面も描いたりして、たくさんの絵が楽しめる。2020/09/06
みさどん
17
みみずくの育ち、次は3匹の猫の成長と、別々に描いてあってなんだこりゃとなった。でも、その成長の様子がリアルで微笑ましい。擬人化していなくて、まさに体験を元にされているのがわかる。猫がそれぞれ3匹、個性や行動が大きく違うのが、あるあるでよかった。鳥も巣立ちまで見届けるっていいものだと思えた。モズを雛から巣立ちまで面倒をみていた知人を思い出して、こちらもあるあるなところがあった。2020/11/19