出版社内容情報
ガンピーさんが、小舟で出かけます。途中で、子どもたち、うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎ……と、つぎつぎに「乗せてください」と乗りこんできました。
はじめは、みんな仲よく乗っていましたが、さて、どうなるでしょう?
バーニンガム独特のさわやかなタッチで描かれた、ケイト・グリーナウェイ賞受賞の傑作絵本が新版として生まれかわりました。
内容説明
ガンピーさんが、ふねででかけます。とちゅうで、こどもたち、うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、こうし、やぎ…と、つぎつぎに「のせてください」とのりこんできました。はじめは、みんななかよくのっていましたが…さて、どうなるでしょう?バーニンガム独特のさわやかなタッチで描かれた、ケイト・グリーナウェイ賞受賞の傑作絵本です。
著者等紹介
バーニンガム,ジョン[バーニンガム,ジョン] [Burningham,John]
1936‐2019。1936年イギリスに生まれる。1963年に初めて出版した絵本『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』で、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』でも同賞を受けた。妻は絵本作家のヘレン・オクセンバリーで、3人の子どもと7人の孫がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
272
ジョン・バーニンガム作。バーニンガムはデビュー作の『ボルカ』でケイト・グリナウェイ賞を受賞していたが、本作で再び同賞を受けている。その間7年なのだが、これら二つの作品の絵のタッチは大きく異なっている。前作では太く大胆な描線で描かれていたのが、今作ではうんと細く繊細なものに変化しているのである。動物たちの表情のとぼけた味わいは、ここでも十分に発揮されている。うさぎ、ねこ、いぬ、ぶた、ひつじ、にわとり、うし、やぎがそれぞれガンピーさんの舟に乗り込み、まるでもうノアの箱舟状態の実に楽しい絵本。2024/06/12
chiaki
38
ガンピーさん、優しくてどんどん動物たち乗せてっちゃう。(『クシュラの奇跡』で著者は"陽気な無責任集団"と言ってました!笑)ん?だんだん舟沈んでる!?そしてまさかの…とうとうやっぱり転覆!!でもそんな騒ぎもなかったかのような、その後の見開きいっぱいに広がるお茶会がとても優雅な時間で素敵♡(おっきなティーポット可愛い!)読後、わが家の子どもたちは優しいガンピーさんに、「ガンピー♡ガンピー♡」と叫んでました。笑 2020/11/17
Nat
30
ガンピーさんが船に乗って出かけると、次から次へとみんな乗せて乗せてとやってきます。ガンピーさんは、それぞれに注意を伝えて船に乗せてあげますが…。最後は楽しいお茶会に。のんびりほのぼのとしたお話でした。2025/01/13
かおりんご
29
絵本。繰り返しが多いので、子供は好きそう。動物が出てくるので、英語でも読んでみたい。ガンピーさんの人柄の良さが滲み出ています。2021/09/08
takaC
17
日本語訳は1976年発行(原書は1970年出版)だからか、登場人物(ほとんど動物だけど)の言葉遣いが昭和っぽいのが微笑ましい。(MR GUMPY'S OUTING/1970)2025/02/15