出版社内容情報
好奇心いっぱいで、工夫してまなぶのがすきだった女の子は、イタリアではじめての女性医師になりましたが……。子どもの力を信じて、新しい教育の考えを広めたマリア・モンテッソーリ。社会をよくするために教育に力をそそいだその生涯を、やさしい言葉と親しみやすい絵で伝える。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。
内容説明
好奇心いっぱいで、工夫してまなぶのがすきだった女の子はイタリアではじめての女性医師になったのですが…。子どもの力を信じて、新しい教育の考えをひろめたマリア・モンテッソーリ。その生き方をやさしく伝える「はじめてよむ伝記えほん」巻末には写真とわかりやすい解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
14
「小さなひとりの大きなゆめ はじめてよむ 伝記えほん」シリーズ。マリア・モンテッソーリの伝記絵本。このシリーズはマザーテレサしか読んでいませんでしたが、低学年にも読みやすい文章になっています。ただ解説までしっかり読んで、必ずもっと知りたい人への本の紹介(こちらでは『マリア・モンテッソーリ 世界がもっとよくなるようにどりょくした人』)へ促せるようにしたいです。2022/03/30
遠い日
8
「小さなひとりの大きなゆめ はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。モンテッソーリ教育で知られたマリア・モンテッソーリの生涯。イタリアで初めての女医になるなど、幼い頃から抜群の成績を残して、自分の学びに突き進んだ女性。精神医学から教育への転換は、精神病院に閉じ込められている子どもたちと接して、実践した教育法が有効なものであると確信したからだ。子どもの中にある自主性や学習意欲をじっくりと引き出していったマリア。その教育法が世界に与えた影響は大きい。2022/05/12
そらこ
4
小さなひとりの大きなゆめシリーズの一冊。イタリアではじめて女医てして精神科に勤め、やがて独自の方法で子どもたちの教育をはじめたモンテッソーリの伝記。モンテッソーリ教育の名は、聞いたことがあったので、興味深く読んだ。エンジニアを目指して男子だけの学校へ進んだこと、初めての女医になったことはとても先進的。さらに、様々な特性の子が、遊びながら自然に学べる教育方法を考えて広めた功績に畏敬の念を感じる。落ち着いた色合いの絵と淡々とした文で、読みやすい。 2024/03/28
river1031
2
賢い女性。でも小学校時代は先生側も大変だったのではと推測。2022/08/15
憩子
2
『マリア・モンテッソーリ―世界がもっともよくなるようにどりょくした人』も読みたい。2022/05/06