出版社内容情報
好奇心いっぱいで、工夫してまなぶのがすきだった女の子は、イタリアではじめての女性医師になりましたが……。子どもの力を信じて、新しい教育の考えを広めたマリア・モンテッソーリ。社会をよくするために教育に力をそそいだその生涯を、やさしい言葉と親しみやすい絵で伝える。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。
内容説明
好奇心いっぱいで、工夫してまなぶのがすきだった女の子はイタリアではじめての女性医師になったのですが…。子どもの力を信じて、新しい教育の考えをひろめたマリア・モンテッソーリ。その生き方をやさしく伝える「はじめてよむ伝記えほん」巻末には写真とわかりやすい解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
「小さなひとりの大きなゆめ はじめてよむ 伝記えほん」シリーズ。マリア・モンテッソーリの伝記絵本。このシリーズはマザーテレサしか読んでいませんでしたが、低学年にも読みやすい文章になっています。ただ解説までしっかり読んで、必ずもっと知りたい人への本の紹介(こちらでは『マリア・モンテッソーリ 世界がもっとよくなるようにどりょくした人』)へ促せるようにしたいです。2022/03/30
みーなんきー
11
子供の教育法としてよくお名前を耳にしていましたが女性だとは知りませんでした…勉強ができて、学校に合わず、ご自身が医者になった後、心の病気の人に接するうちに工夫を重ねて彼女の教育理論を生み出したのですね。もう少し深い本も読んでみたくなりました2024/05/24
みーなんきー
10
子供の教育法としてよくお名前を耳にしていましたが女性だとは知りませんでした…勉強ができて、学校に合わず、ご自身が医者になった後、心の病気の人に接するうちに工夫を重ねて彼女の教育理論を生み出したのですね。もう少し深い本も読んでみたくなりました2024/05/24
ごへいもち
9
当時の状況を考えると素晴らしいと思う。読友さんのご紹介本2025/01/27
遠い日
8
「小さなひとりの大きなゆめ はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。モンテッソーリ教育で知られたマリア・モンテッソーリの生涯。イタリアで初めての女医になるなど、幼い頃から抜群の成績を残して、自分の学びに突き進んだ女性。精神医学から教育への転換は、精神病院に閉じ込められている子どもたちと接して、実践した教育法が有効なものであると確信したからだ。子どもの中にある自主性や学習意欲をじっくりと引き出していったマリア。その教育法が世界に与えた影響は大きい。2022/05/12