出版社内容情報
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、協会の牧師さんの家に生まれた黒人の男の子。肌の色がちがうというだけで、友だちの家であそぶことも、いっしょに学校にいくこともできませんでした……
人々の心をうごかす言葉で人種差別への反対をうったえつづけたキング牧師。その生涯をやさしい言葉と親しみやすい絵で伝えます。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。
内容説明
教会の牧師さんの家にうまれた黒人の男の子。肌の色がちがうというだけで友だちの家であそぶことも、いっしょに学校にいくこともできませんでした…。人びとの心をうごかす言葉で人種差別への反対をうったえつづけたキング牧師。その生き方をやさしく伝える「はじめてよむ伝記えほん」。巻末には写真とわかりやすい解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
19
「私には夢がある」のキング牧師。代々牧師の家庭で育ち、聡明な少年。しかし友だちの家に遊びに行った際、「黒人はダメ」と言われます。勉学に励みながら、同時に正義とは何か考え、不正と戦うためには言葉で戦おうと心に決めます。 大変読みやすく、ガンディーやローザ・パークスのことにも触れられているので、『人種差別』をさらに知るきっかけにもなります。 「私には夢がある。」の続きには「いつか子どもたちが肌の色ではなく、それぞれの人格で判断される国に暮らす日がくるという夢が…」先人の努力を無駄にしていないだろうか。2022/07/15
ごへいもち
19
素晴らしい人を(`・ω・´)2021/07/12
Cinejazz
13
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)は、ジョ-ジア州アトランタの教会の牧師さんの家に生まれた黒人の男の子。友だちの家に遊びに行くと、その子のお母さんから「黒人はダメ❢」と言われ、世の中には何か怖ろしいことがあると気づいた…。大学卒業にアラバマ州モントゴメリ-でキング牧師として、人々の心を打つ言葉で、人種差別反対を非暴力で訴え続けるも、テネシ-州メンフィスで反対派の銃弾に倒れる…。「私には夢がある。いつか私の幼い4人の子供たちが、肌の色ではなく、それぞれの↓2025/05/05
遠い日
10
「小さなひとりの大きなゆめ「はじめてよむ伝記えほん」」シリーズ。キング牧師の夢は今もわたしたちに託されているのだと改めて思う。差別のない社会、世界のどこでも同じように息ができること、みんな自分の立場ならそれを望むのに……。平和的解決の方法を探り、実践し続けた胆力、死してなおキング牧師の理想はわたしたちを勇気づけるもの。2021/06/26
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
9
「マーティンは、なにかが まちがっているとき、だまっていたり、いわれたとおりに してはいけない、とおもっていました。そして、おとなになったら、言葉という、なによりも強い武器で、不公平をなくすために たたかおう、と心にきめます。」「〜教会にあつまった人たちにむかい、たいせつなことについては、はっきり 声をあげよう、とかたりかけました。」キング牧師がガンジーの影響を受けていたのは知らなかった。差別は人種間によるものばかりではない。BLM運動はむしろ政治利用されていた可能性もあるので、単純な問題ではなさそうだ。2022/03/25
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