出版社内容情報
バレリーナになりたいとおもっていた女の子。でも戦争のせいで、そのゆめをあきらめなくてはなりませんでした……
たくさんの映画に出演し、今なお多くの人の心をひきつけるオードリー・ヘプバーン。その生涯をやさしい言葉と親しみやすい絵で伝えます。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。
内容説明
バレリーナになりたいとおもっていた女の子。でも戦争のせいで、そのゆめをあきらめなくてはなりませんでした…。たくさんの映画に出演し、今なお多くの人の心をひきつけるオードリー・ヘプバーン。その生き方をやさしく伝える「はじめてよむ伝記えほん」。巻末には写真とわかりやすい解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
96
1929年ベルギーで生まれ、6歳の時父親が家を出て行った。1939年第二次世界大戦後ドイツに占領され、飢餓に苦しんだ。戦後ロンドンに渡り映画「ローマの休日」で主演女優賞を獲り「ティファニーで朝食を」でジバンシーの服で注目を浴びた。1967年以降ほぼ引退の生活を送っていたが、1988年ユニセフの親善大使として、飢餓で苦しむ子供たちのため世界中を駆け回り、63歳で亡くなった。父親に去られ、子ども時代の飢餓の経験から逃れられなかった人生であった。おすすめ映画 https://audrey-cinema.com/2022/06/07
ヒラP@ehon.gohon
24
大スターとしてのヘップバーン、ユニセフ親善大使としてのヘップバーン、全く異質感のある姿を見せた彼女が、どうしてその道を選んだのか、生い立ちから辿ったこの本で知ることができました。 この絵本は、あえてヘップバーンと似ていない絵を選んだのでしょうか。 実際の写真を見ても、映画女優としての姿から、ユニセフ親善大使の彼女を同一に見ることができない自分には、程よいヘップバーンでした。2023/08/15
ごへいもち
18
楽しい2021/09/06
けいねこ
9
オードリー・ヘプバーンの生涯を、とてもきれいでわかりやすい日本語訳で紹介。正直、この顔でオードリーと言われましてもと思いながらページをめくったのだけれど、女優現役のオードリーを知らない世代なら、抵抗ないのかな。紹介したいのは外見ではなく、生き方だし。2021/04/04
遠い日
8
「小さなひとりの大きなゆめ「はじめてよむ 伝記えほん」」シリーズ。ざっくりとですが、オードリー・ヘップバーンの仕事、活動の要を要約しています。俳優以外の、国際的な活動は彼女の平和への希求を表したものだったでしょう。63歳という若さで亡くなったのはやっぱり残念です。2021/06/25