出版社内容情報
全世界でシリーズ累計1200万部を誇る人気作、『ワンダー』と『もうひとつのワンダー』に出てくるブラウン先生が書いた「格言帳」。「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらかを選ぶときには、親切を選べ」をはじめとして、1日にちひとつ、365個の格言を掲載。ブラウン先生と生徒のやりとり、後日談も載っています。
著者等紹介
パラシオ,R.J.[パラシオ,R.J.] [Palacio,R.J.]
アメリカの作家。長年、アートディレクター、デザイナー、編集者として、多くの本を担当してきた。デビュー作『ワンダー』は全世界で800万部の大ベストセラーとなり、映画も公開された。ニューヨーク市に住んでいる
中井はるの[ナカイハルノ]
翻訳家。出産をきっかけに児童書の翻訳に携わるようになる。2013年、『木の葉のホームワーク』(講談社)で第60回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
369
【原書】読み友さんおススメなかったら、読み飛ばしていたかもしれないシリーズ中の一作。新学期早々、同僚教師に借りて読みました。アメリカ中から集めたプリティーンの格言もかわいけりゃ、古今東西の格言、ジョン・レノンの歌詞、、、ひとたび手に取れば、付箋だらけになるのが間違いない。とりあえず、自分の誕生日はみんなチェックするよね♪手元に置きたい一冊。実際に読んだのはこちら:https://bookmeter.com/books/83467292018/09/09
ケイ
126
もちろん、付箋だらけ。365日分の格言。なぜ格言か?それへの答えは、作者が選んだ格言に。「過去の言葉を彼に教えなさい。彼が子供たちの良い手本となるように。生まれたとから賢い者はいないのだから」古代エジプト、宰相ペタハヘテプの教訓 「教師の影響は永遠だ。どこまで影響が続くのか、自分でもわからないほどだ」ヘンリー・アダムズ そして、ブラウン先生が一番にする格言はこれ「正しいことをするか、親切なことをするか、どちらかを選ぶ時には、親切を選べ」ウェイン・W•ダイヤー 2018/08/31
ゆみねこ
67
「ブラウン先生のような先生が、どの学校にも居てくれたなら」と読了してすぐに思いました。いじめっ子のジュリアンの思いがキチンとオギーに伝わって良かったです。世界の格言、日本のものも有って楽しめました。2018/08/19
夜長月🌙
57
スティーブン・グレレットの格言が心に残りました。「あの時、ああしておけばよかった。」しかし、もう時は取り戻せません。よいことをする機会、親切にするチャンスも同じシチュエーションは巡ってきません。人生においてあの道をもう一度通ることはないのですから。それならば私のできる精一杯の優しさで親切を「後で」ではなく「今」しよう。先送りしたり、やりそこねたりしないように。2018/10/23
あじ
49
海外小説やドラマで、冒頭に掲げられる事が多い“格言”。いつでも引っ張り出せる金言を、海馬に入れて持ち歩けたら背筋が伸びそうだ、そんな夢想をしていた。世界中を感動の渦に巻き込んだ「ワンダー」から、登場人物の1人であるブラウン先生が本を出版しました。日めくり方式の格言ノートは、手書き文字や様々なフォントが踊りとても楽しい。月と月の間には先生の授業が設けられています。アメリカ版「君たちはどう生きるか」を彷彿とさせる内容です。そしてね“彼らとの交流”が覗き見できます。これは目を通さなきゃですよ。【購入本】2018/07/07