内容説明
みつばちちくりとおうしをさした。おうしは、びっくりはねまわる。おかげでめうしはごきげんななめ。みるくしぼりのおばさんをみるくといっしょにけとばした…。はちのひとさしから騒動がはじまり、おばさんはおじさんに、おじさんはらばに、らばはやぎにと、つぎからつぎへとやつあたり。いつのまにか話がはじめにもどって、また、みつばちがちくりとおうしをさすはめになりますが、バートンの絵の奔放な線と明快な色彩が、このユーモラスな話の味をよく生かしています。3歳から。
著者等紹介
バートン,バイロン[バートン,バイロン] [Barton,Byron]
アメリカの絵本作家。1930年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くぅ
22
負の連鎖の話ではないかっ!息子は動物がたくさんで喜んだし、文字数も少ないからいいけども。(3歳6ヶ月)2020/11/12
ヒラP@ehon.gohon
19
はちがおうしをチクリと刺して、刺されたおうしがビックリ跳ね回り…、とどんどん続いていくお話です。 この作品を紙芝居で見たことがありますが、絵本にまとめられて読み聞かせしやすくなりました。 ユーモアたっぷりのお話です。 表紙に出演者全員が登場しているのが印象的です。2021/03/10
長くつしたのピッピ
18
児童クラブにて、子どもからのリクエストで読み聞かせ。「ぶんぶんぶるるん」のフレーズが印象的。蜂に刺されて次々に困ったことが起きていく。子どもと一緒に笑って楽しめる。2021/07/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
周りまわってわが身にかえるといったところでしょうか。表紙に並んでいる登場人物や動物たちがムスっとした表情なのもポイント。「ぶん ぶん ぶるるん」は多く出てきませんが、言葉のリズムが良く読みやすい文章です。2月に高校で絵本・紙芝居講座を依頼されたので、今年はほるぷ出版の絵本と紙芝居の読み比べを考えています。積み上げ話ではないのですが、最初と最後が繋がるストーリーです。紙芝居は『ブーン ブン ブン』 https://bookmeter.com/books/14956202020/01/18
みさどん
12
怒りにかられて次の動きへと、「風が吹けばおけやがもうかる」的に話がつながっていって、最初にかえる。そのおもしろさが子どもには受けそう。これも絵が楽しめる絵本。この本題にしたのが楽しい。2020/02/27