昭和史 七つの裏側

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昭和史 七つの裏側

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569843865
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

出版社内容情報

著者の執筆の基本は、「事実に触れた人物に会い、話を聞く」ことが第一である。この姿勢で、4000人以上の昭和史関係者を取材してきた。膨大な作品の中に取り入れたのは、残念ながらその一部に過ぎず、重要な証言や史料が、著者の手元にあふれている。著者はその一端を、自身が主宰する「昭和史を語り継ぐ会」の機関誌「昭和史講座」に掲載してきた。本書は、そこで掲載されたものの中から、昭和史ファン垂涎の7編を選りすぐり、一冊にまとめたものである。内容は、①「機密戦争日誌」はいかに保存されたか ②「昭和天皇独白録」の正体 ③学徒出陣壮行会で宣誓した学生代表の戦場(江橋慎四郎取材) ④逆さまに押した判子と上司・東条英機(赤松貞雄取材) ⑤「日本はすごい」と思っていなかった石原莞爾(高木清寿取材) ⑥本当のところが知られていない東条英機暗殺計画(牛嶋辰熊取材) ⑦陸軍省軍務局で見た開戦経緯(石井秋穂取材)の7編。

内容説明

当事者たちの記憶や記録の中から真実は現れる!4,000人以上の人々に会い、昭和史を書き伝えてきた著者。定説とは異なる事実が判明した、特筆すべき7つの事例を、本書では公開する。

目次

序章 記憶を父として、記録を母として、教訓を求めよ―著述家の史料収集とその管理
第1章 「機密戦争日誌」はいかに保存されたか―焼却必須の重要書類が守られた理由
第2章 「昭和天皇独白録」の正体―ある匿名投書の昭和秘史
第3章 学徒出陣壮行会で宣誓した学生代表の戦場―宣誓学生・江橋慎四郎へのインタビューから
第4章 逆さまに押した判子と上司・東條英機―東條英機秘書官・赤松貞雄へのインタビューから
第5章 「日本はすごい」と思っていなかった石原莞爾―石原莞爾秘書・高木清寿へのインタビューから
第6章 本当のところが知られていない東條英機暗殺計画―柔道家・牛嶋辰熊へのインタビューから
第7章 陸軍省軍務局で見た「開戦経緯」の真実―石井秋穂氏との往復書簡から

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
ノンフィクション作家、評論家。1939年、北海道札幌市に生まれる。同志社大学文学部社会学科卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、各種の事件関係者の取材を通して、歴史のなかに埋もれた事件・人物のルポルタージュを書く。個人誌『昭和史講座』(年2回刊)を中心とする一連の昭和史研究で菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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