出版社内容情報
黒き森を火狩りが駆ける。炎魔を狩り〈火〉を手にするために。人類最終戦争後の世界で生きぬく子どもたちを描く異色のファンタジー。人類最終戦争後の世界。大地は炎魔が闊歩する黒い森におおわれ、人体発火病原体に侵された人々は、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。
この世界で唯一、人が唯一安全に扱える〈火〉は、森に棲む炎魔から採れる。
炎魔を狩り、火を手に入れることを生業とする火狩りたちは、黒い森を駆け、三日月形の鎌をふるう。
近年、火狩りたちの間でまことしやかにささやかれている噂があった。
「虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉が、地上に帰ってくる。膨大なエネルギーを抱える〈揺るる火〉を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう」と。
生きるために、狩れ。
二人の主人公、11歳の灯子と15歳の煌四。彼らの運命が交差するとき、物語が動きだす。
日向理恵子[ヒナタリエコ]
著・文・その他
山田章博[ヤマダアキヒロ]
イラスト
内容説明
人類最終戦争後の世界。大地は黒い森におおわれ、人体発火病原体に侵された人々は、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。この世界で唯一、人が安全に使用できる火は、森に棲む炎魔から採れる。炎魔を狩り、火を手に入れることを生業とする火狩りたちの間で、近年、あるうわさがささやかれているという。「虚空を彷徨っていた人工の星、“揺るる火”が、帰ってくる―」と。“千年彗星“揺るる火”を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう”
著者等紹介
日向理恵子[ヒナタリエコ]
児童文学作家。日本児童文学者協会会員
山田章博[ヤマダアキヒロ]
漫画家、イラストレーター。京都精華大学マンガ学部客員教授。第27回星雲賞(アート部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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本詠み人
ゆみねこ