内容説明
高校生の神村真澄は九年前から遠縁である滝本家に引き取られている。両親を亡くし、叔父のトラブルに巻き込まれて不安定になっていた真澄を、滝本家の長男・修士はずっと大事にしてくれていた。しかしただのはとことして彼の側にいることがつらくなった真澄は、事業を成功させた叔父の申し出を受けようとしてしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハル
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6/102013/05/31
せりな
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積んであったのを消化。真澄の前でだけ、地がでる猫っかぶりの修士が笑えた。兄弟みなからのおぜん立てとかが楽しかったな。ちょっと昔の作品なだけあって、なんとなく、私の好きなきたざわさんのテイストが少なかった気がするけど、するっと読了。2012/07/05
まる丸
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☆☆2011/06/23
IENEKO
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きたざわさんお馴染の話のプロトタイプのような1冊。年の差があって(少しだけど)攻の身内や親友がいて(この本では兄弟)そちらにはさらに弟がいて(ここは同じ)受はとにかくみんなに可愛がられてる。受のことが好きなのに、セフレがいたところまで同じ。お父さんの影がとっても薄いです。だからかな、最近の本ではお父さんに相当するキャラはいませんね。さらっと薄味で楽しめました。2011/05/18
アガサ
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高校生の真澄は9年前から遠縁の滝本家にひきとられている。両親を亡くし、叔父のトラブルにまきこまれて不安定になっていた真澄を長男の修士は大事にしてくれた。でも、将来修士に恋人が出来る場面をみたくないために、離れる決意をするが・・修士の弟たちがふたりの仲をすんなり応援するのがきたざわさんらしい感じでした。真澄の叔父がくせものでした。2010/02/18