内容説明
F1レーサー桐生貴也は新人ながら将来を嘱望されていたのだが、鈴鹿GPでの大クラッシュで再起不能に…。貴也を速く走らせることに全精力を注いでいた天才マシンデザイナー・速水神は自分の生きる方向を見失いそうになる。そんなとき、ライバルチームから無敵のチャンピオン移籍の話が速水のもとに…。サーキットで繰り広げられるラブロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
8
電子☆こんなにわだかまりのない三角関係って珍しい…というか彼らそれぞれ才能に惚れてるからもうなんか次元が違うっていうか。カッコいいな〜というのが素直な気持ち。タイトル通りの音速さながらのスピード感あふれるお話だったかも。2021/06/01
ソイラテ
6
最高だった。天才開発者神と、梨園を飛び出してレーサーになった貴也、そして皇帝の称号で呼ばれるクラウス。3人の関係、胸熱のレース展開、次々と襲う不運に負けない貴也の強さに、胸が熱くなる。まるで実際のシーズンに立ち合ってるようだった。あのF1最盛期の熱気…続き読みたい…3人の新しい出発を見届けたい…!この作家様の硬めの文体がたまらなく好き、出会えてよかった。全作購入したのでこれから大切に読みます。2021/05/08
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