内容説明
高3の西脇敦史は、父の転地療養をきっかけに一人暮らしを始めた。毎夕食は知り合いの喫茶店で世話になるよう言われていたが、元来、人に頼ることが嫌いな敦史は、全てを独りでやろうとした結果、栄養失調になってしまう。診察してくれた内科医・野川から説教され、今後は野川と一緒に夕食を取ることを約束させられる。そうして始まった奇妙な生活は。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KYON
6
久々に再読。当時、大好きな あとりさんの表紙に惹かれて読んだんですが、内容を全然覚えて無かった(^^; なんだかホワホワしたお話でしたww 悩み事があっても割とあっさり解決しちゃったり、人間関係が複雑な割には、それがあんまり生かされて無いかな。でもまあ、サラッと読めました。1番のお気に入りは、主人公 敦史の親友 浅川くんww2015/11/01
くろのすけ
0
★★☆☆☆内科医×高校3年生。一人暮らしの受けが栄養失調になり、攻めの内科医に診察してもらいそのまま奇妙な生活が始まる、というストーリー。「山なしオチなし意味なし」で、頭をからっぽにしてさらっと読めました。思わせぶりな口ばかりで引っ張ったわりに最後に明かされる真実は、そんなものかというもので、作中のもやもや感を吹き飛ばすにはやや足りず結果いまいちな読後感になってしまいました。「いつ相手を好きになったのかわからない」というのも残念。2014/12/01
アマレットカフェ
0
△初読み作家さん。雰囲気は良かったけど、ちょっと人間関係や展開に物足りなさと余計さが混在してる様な…。あとり硅子さんの挿絵が可愛かった2010/07/16