内容説明
須合一織には、真夜中だけ愛し合う千夜という高校生の恋人がいる。昼間、制服を着ている時には声をかけない約束になっていたが、千夜がからまれているのを見て思わず助けてしまう。が、彼は「有坂千広」と名乗る全くの別人だった。面倒事に煩わされたくない一織だが、千広の家庭教師をする羽目になり、事態は思わぬ方向に進展していく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たにしぃ
5
ドラマチックなラノベという感じだった2015/11/26
こたりん
1
BL的なラブがうすーーーーーい作品であった。まぁ、松前さんの原点的な旧作なので、納得なんだけど。千広の罪悪感が生み出した人格:千夜と愛していたけれども、血の秘密を知った後、いままでの関係とキモチは存続できないよなぁ。そして、ちょっと不思議な関係だったイトコとの未来は、あぁ、そうだったのか…と。しかし、このイラストに時代を感じるねぇ。2010/10/22
inr
0
時代を感じる作品。こういうラストはただのハッピーエンドより好み。でも、あとがきの夢の話の方が印象に残ってしまった。「じゃあ、今すぐそれを始めなさい」ってのが良いなあ。2013/07/28