内容説明
友である麻谷冬野を想いながらも、殿の寵童となることを余儀なくされた叶鮎之介。殿の側用人高辻直方に閨房術を指南され、決死の思いで殿の閨に侍るが、内実、寵童とは名ばかりのただの淫具にすぎなかった。そこへさらなる悲劇が襲いかかり、懸命に耐え忍んでいた鮎之介の心が折れかける。とその時、直方が思いもかけぬ告白をしてきて…。お道具調教、擬似プレイ、攻一人×受二人の3P(百合プレイつき)、正統派H、お仕置きソフトSM、攻二人×受一人の本命3P(二輪挿し)―。小林作品他に類を見ない官能度。男たちの純粋で糜爛な恋。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みずほ
38
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 典雅さんの初ブラック。典雅さんというとトンキワコメディでエロ薄というイメージだけど、今回は、フツーのH、お道具調教、2種類の3P(攻2×受1、攻1×受2)、ソフトSM、二輪挿しなど色んな種類のエロ特化シリアス。内容は、両想いの幼馴染みと引き裂かれ、屈辱的な伽の訓練、殿の寝所では無体を強いられ、殿暗殺の嫌疑をかけられ幽閉、自殺未遂・・・と数々の苦難が受を襲うド・シリアスのはずが、そこかしこに滲みでてしまうトンキワ風味。小四郎参入編も読みたい(笑) 円陣さんの挿絵が素晴らしい2013/05/04
かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ
32
前半と後半の話の展開にギャップがありすぎたような・・・。生涯互いだけを想い生きようと誓い合った冬野のこと想いながら、殿の寵童として無体なことを強いられる鮎之介がかわいそうだったが、正室の陰謀にはめられ山寺に幽閉されて一旦は直方と恋仲になったものの、いきなり冬野が現れたあたりから、これギャグですか?wwてなくだりもあり思わず爆笑してしまった。 3Pあり、二輪挿しあり、最初の夜伽の練習からして濃かった~w 円陣さんのイラストが素敵でした。特に最初のカラーイラストが美しかったです。2013/06/11
楓
32
いやー、これは良い3Pでした!!しかも一粒で二度美味しいとでも申しましょうか。攻×受け2人、攻2人×受の2種類あり。しかも途中百合っぽい絡みもあったり(受けちゃん二人のいちゃこら)。いつもの典雅さんよりエ口増量。 これ、お小姓が成長して3Pから4Pになるのかしらww きっとあの二人はそんなこと、許さないと思うけど。エ口が多い割にさらっと読めて、かといってストーリーもちゃんとしているし、そしてシリアスかと思ったら最後はやっぱり典雅節!という押さえるところは押さえてて私は好きな1冊となりました!2013/04/27
saki@まったり更新中
32
典雅さんでBlack?時代モノ、挿画が円陣さんと興味津々で読みました。Blackなのでエロたんまりなんだろうな、と(苦笑)典雅さんはギャグのイメージがあるのでどうなんだろう?と思ったら普通にエロ頑張ってらした。前半はシリアスよりで後半は甘い感じでした。前半も3P、後半も3Pなので苦手な方はどうだろう?エロ指南してる直方様とお鮎に萌えました。後半ちゃんとくっついてよかったわ。幼馴染みも交えてですけどね(笑)そうか幼馴染み執着攻めはアンドレ攻めっていうのか。お勉強なるわー(*^^*)2013/04/25
このん
30
作家買い。何これ!みたいな最後。鮎之介はお城の殿の児小姓(夜伽ぎの相手)として仕えならなければならない。鮎之介は幼馴染みの冬野が好きでお互いに両思いと知り、離ればなれになっても決して忘れない。と約束を交わす。鮎之介はお城で大変な毎日を送っていたが、殿の側用人の直方からは優しくして貰っていた。ある事で城を追われる事になった鮎之介は直方達と山奥で永蟄居になる。直方に想いを告げられ仲良く暮していけばそれで良かったのに、冬野が登場。どちらも選べないからって3Pって…エロさ加減半端ない!絵が男前で素敵!(3284)2013/05/05