内容説明
「言え、淫らなお願いを。そうすればマスターキィを与えてやる―」優秀な移植外科医の白波瀬裕は、ある理由から、エマーソン再生医療センターにスパイとして潜り込んだ。だが、セキュリティ部長の陣野に睨まれて身動きが取れない。そんななか白波瀬は、白波瀬のＤＮＡを欲しがる研究者・長峰に拘束されてしまう。実は長峰は、ある「実験体」との異常な行為を愉しむマッドサイエンティストだったのだ。センターで行われる闇の研究…。陣野は、秘密に気づき始めた白波瀬をベッドに括り付け、そんなに情報が欲しいなら探らせてやると言うのだが。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
de sang-froid
4
BL。外科医・白波瀬(前)は心臓病を患う姪･鈴香のために臓器移植専門施設・エマーソンセンターに潜入するが、セキュリティを担当する陣野(後)にゲイだと言われ無理矢理に。何というか、行き当たりばったり過ぎなんじゃなかろうか？義弟・弘樹もフェードアウトだし、途中姪のことなんて投げちゃってるとしか思えないのだけど。巨大施設っぽい設定の割にオチは普通の病院だったかのようで、拍子抜け。2013/06/17
mayama@読書生活自由型
3
なんだか二人とも当初の目的逸脱しすぎて軸がブレブレな気がするのだけど・・っていうか、攻は悪いひとに見せるためだけにそこまで色々無茶ぶり過ぎるようなことムリにしなくても良かったんじゃあ・・。心惹かれてつい、だとしたらきっかけ作りとしては最悪です（笑）。マッドなサイエンティストなひとの背景がうっすらしか出てこないせいかマッドなとこばかりがクローズアップされただけで意外にあっさり退場。これ結構倫理観に触れすぎてる上に技術的に流出するのはまずいのでは・・その後彼と彼の研究結果がどうなったのか気になります・・。2013/04/19
kirara
2
医療施設に潜り込みスパイをしなければ姪の命が救えない…追い詰められた白波瀬。その施設で出会った陣野は、謎だらけで…でも何故か惹かれてしまう気持ちが止められない。 陣野の正体が正体だけに、気持ちのいいハッピーエンドにならないのでは？と、思ったけど…とりあえず幸せになれて良かった✨ （表紙買い）2018/07/16
椛
2
あまり深読みせずに読みましたが、それでももやもやが残ってる(⌒-⌒; )特に、純と長峰さんの関係は結局なんなん！？（*￣□￣*；2015/12/25
ヒロピロン
2
クローン達はどうなったんでしょうか(>_<)2013/05/25
