内容説明
心身一体の悟りの道。
目次
序 仏教ヨーガの提唱
第1章 「宗教」と宗教観
第2章 ヨーガの諸相
第3章 インドにおけるヨーガの歴史
第4章 ゴータマ・ブッダとヨーガ
第5章 『ヨーガ・スートラ』の教え
第6章 仏教の展開とヨーガ
第7章 日本におけるヨーガ
著者等紹介
保坂俊司[ホサカシュンジ]
1956年群馬県渋川市生まれ。早稲田大学大学院研究科東洋哲学専攻修士課程修了。インド宗教思想専攻。現在、麗沢大学教授、東方学院講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
2
仏教ヨーガの提唱: 身心一体の救いの道 仏教ヨーガの実践 宗教と宗教観: 宗教認識ギャップ 宗教ー仏教語・翻訳語・イデオロギー インドにおける宗教 宗教としてのヨーガ ヨーガの諸相: インド思想とヨーガ インドにおけるヨーガの歴史: インダス文明とヨーガ ヴェーダ成立時代とヨーガ 神秘主義とウパニシャッド ヨーガとヒンドゥー教の融合 ゴータマ・ブッダとヨーガ: 観念論を捨てる 荒行と瞑想 心身一如のヨーガの発見 八正道 ヨーガ・スートラの教え: 仏教の影響 苦と智慧 仏教の展開とヨーガ 日本におけるヨーガ2024/10/07
in medio tutissimus ibis.
1
仏教とヒンドゥー教が互いに強く影響しあっていたのが意外だった。少し考えれば長い間同居していたのだから没交渉というのはあり得ないのだけど、どうもこれまで読んだ本にはそれぞれどちらかの事しか書いていないのが多かったもので。ウパニシャッドと仏教の影響も、複数あるウパニシャッドが釈尊前のものもあれば後のものもあって後の方が前のの影響を受けているという至極当たり前の結論だった。片方からもう片方に一方的に影響を与えたという情報を二通り仕入れて混乱していたのが解消。2017/05/19
Hiroyuki Nakajima
1
この本は実践の部分はいくつかのアーサナの紹介と道場の紹介程度ですが、知識の面では非常に興味深いです 禅(ディヤーナ)以外にも仏教の様々な宗派にヨーガの行法は取りいれられていて、表面にこそヨガは出ていないけど、仏教とヨガの関係の深さがわかりました 道元禅師の禅は、かなりラージャヨガの冥想に近い事がわかり、自分の方向性に確信が持てました ヨーガスートラの内容も仏教と重なる部分多く、おそらく両方やっても大きな迷いや矛盾は発生しないと思います2009/09/08
とまと
0
仏教の世界でも悟る方法よしてヨガをされていた。私hが悟るためでなく、心身が心地よくバランスよくこの毎日を生活するために。ヨガの威力を改めてかんじた2011/08/19
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