内容説明
帝国議会衆議院議員の真城幸信は、由緒ある伯爵家に生まれながら小さな革新野党の副党首として獅子奮迅の活躍をしている。幸信はその日に行われる特別国会で軍部がひた隠しにするある事実を暴露しようと予定していたのだが、軍人らによって拉致され、挙げ句の果てに体内に異物を押し込まれ充血した性器を天に突き上げた状態で日比谷の仮議事堂の門前に拘束され、登庁する議員たちの目にさらされる羽目に…！？目隠しをされていたので不確かだが、首謀者の声は三日前に幸信を訪ね忠告をしに来てくれた学友で陸軍のエリート・佐上にとても似ていて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うろん
7
大学同期の軍人と国会議員もの。軍服ものにしてはいまいち。バーバラさんどうしたのー。やはり、今は色々と制約があるのかな。2017/03/18
しずか
6
あらすじを読み、受けがどれだけいたたまれない思いをするのかとドキドキしながら読んでましたが、目撃者が少なかったのか箝口令（？）か、想像よりも大騒ぎにならなかったな～と・・・ というよりも、主役カプ二人の蔵でのいちゃいちゃぶりに焦点がしぼられ、そっちの描写が事細かに書かれてたんですね・・・（＾＾； 辱めを受けているうちに、そっち方面に目覚めてしまう受けはよくありますが、自分を「深窓の姫君」とか妄想してしまう受けは初めて見ましたｗｗ そして「恥辱愛撫」ではやっぱり二人の年齢が気になっちゃったのでした・・・2013/05/15
こうちゃ
3
バーバラさんだー的評価が多かったので購入。感想→突き抜けミラクルジパング…ﾊﾞﾝ､ｻﾞｲ…ぱたり(倒)←気分はオスカル。いやー、執着純愛攻と真性ドＭ美人受の濃厚Ｈ、対、近代史(現実ジパング)で脳内がいい感じに沸きました。フィクションの注意書が愛おしい。乳首も外しておらず、正しくバーバラ片桐先生でした…。で、闇市ってのは予告なんですか(聞くな)。2013/05/14
すてら ろっさ
3
バーバラさんってシリアスに見えるけど実はトンチキな話を書く類まれな才能を持つ作家さんと再認識した一冊。陸軍の暴走を暴露しようとした貴族議員受が、暴露を阻止しようとした軍部に拉致られ淫虐の限りをつくされるも、実はドＭさんだった受さんが目くるめく快楽の世界に目覚めちゃう、＆受をエロの世界に開眼させた攻将校は、実は受議員さんの同級生、対立しているのかと思いきや受を助けるために一役買ってたなんて王道ＢＬで、文章も固めなんだけど、ヲイヲイそりゃねーだろって笑っちゃうシーンがちょいちょいでてくんだよな～2011/12/28
速水 舞
2
まず、冒頭の羞恥プレイ（？）がびっくりですね。現代なら、ＳＮＳにアップされてしまうよな～。なんて的外れな意見はともかく、ひそかな緊縛願望をもつ受けさんと、学生時代から受けのことを狙って（？）いた攻めさんのなんだかんだでラブラブな感じがグットでした！2015/12/27
