出版社内容情報
ゆめぎんこうは、夢をアメにして売る不思議なお店。
店主のぺんぺんと、夢をアメにかえるもぐもぐは、おじいちゃんの古くからのお友だち、ペリーさんのお家に夢の買い取りに行きます。
ぺんぺんにとっては物静かで優しいおじいちゃんでしたが、ペリーさんから聞くお話だと、またちょっと違う様子。
そして、お昼寝をしたペリーさんの夢に出てきたものは…?
優しい思い出に包まれる、人気シリーズ第3弾。
2022年10月刊
内容説明
店主のぺんぺんと、ゆめを食べるもぐもぐが営む不思議なお店、ゆめぎんこう。なつかしいおじいちゃんのおともだちの家へゆめの買い取りに出かけると…?
著者等紹介
コンドウアキ[コンドウアキ]
1997年文具会社デザイン室入室。「みかんぼうや」「リラックマ」などのキャラクター原案・商品を担当。2003年退社後は、フリーで作品を制作。『ゆめぎんこう』で第12回リブロ絵本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
169
「ゆめぎんこう」シリーズ第3弾、今回はお客様がおじいちゃんとその友達ペリーさんなので、いつも以上にまったりしています(笑) https://www.hakusensha.co.jp/books/97845927631302022/10/22
ままこ
73
奥底に眠る記憶も夢には現れるんだね。過去から蘇った素敵な宝物。ぺんぺんともぐもぐ、おじいちゃんのお友達のおかげで良い夢も見れて一石二鳥。ほのぼの温かな気持ちになれるゆめぎんこうシリーズ。2023/01/06
ぶんこ
50
今回はおじいちゃんのお友達ペリーさんのところへ。ペリーさんはたくさんのお菓子とともに待ってくれていました。ペリーさんの夢にはおじいちゃんが登場。2人で大きな木の下に何かを埋めています。ぺんぺんが確認しにいくと、おじいちゃんの懐かしい品々がたくさん詰まっていました。特に良かったのが赤ちゃんぺんぺんともぐもぐの写真とうぶ毛。ペリーさんの夢の飴は非売品。大事な宝物。2022/12/19
よこたん
42
“ゆめというのは、きちんとおぼえていてくれるもんなんだなあ” 現実世界でもう会うことの叶わない人に、夢でまた会えたら、と思う。ころん、ころり。アメになった夢は、色も形も味も様々。おじいちゃんは、いい仕事を遺してくれたね。おじいちゃんの友達のペリーさんの昼寝用のアイマスクに、思いきり笑かされる。ここで、この笑い必要?必要だわ。夢のなかで埋めていた宝箱が、本当に埋まっていてドキドキした。色とりどりだけど、どこか抑えた穏やかな色味の絵にホッとする。私の見る夢は、どんなアメになるのかな。きれいで美味しいといいな。2023/03/30
ゆっき
24
ゆめぎんこうシリーズ第3弾。店主のぺんぺんとゆめを食べるもぐもぐ。ゆめをアメにしていろんなアメを売るゆめぎんこう。今回の依頼主はおじいちゃんのお友だちのペリーさん。お友だちから聞く思い出話は楽しいだろうな。夢から思い出した宝箱。なんて素敵。ほっこりする絵とお話に癒やされました。2023/08/03