内容説明
「アンパンマン」「手のひらを太陽に」の生みの親、米寿を迎えなお童話と詩の最前線でがんばるやなせたかしの最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永野芽郁と田中圭を足して2で割った寺
26
広島県熊野町にある『筆の里工房』の図書閲覧室で拝読(7月からやなせたかし展覧会があるそうだ)。晩年の著作なのか、大きな活字で老いを詠んだ詩の多い詩集。優しさと静かな強さを感じる暖かい詩と絵。この絵柄の可愛さは何なんだ!と思うほどの可愛さ。私はドラえもんで育った藤子不二雄世代なので、やなせさんにアンパンマンで育てられた若い世代が羨ましくなる。頭を食わせて誰かを励ます精神はきっと若い人の奥底にある筈。2014/03/08
ヒラP@ehon.gohon
14
他愛ないことが書かれているようでも、やなせたかしさんからにじみ出てきた人生観の断片には、しみじみとした味わいを感じます。 それぞれに噛みしめていると、自分の一日一日もそんなに悪いもんじゃないと思えてきました。 自分を認めることができることって、見つめることができることって、とても大切なことだと思いました。2018/01/09
退院した雨巫女。
12
《図書館》詩が、ユーモアに溢れている。2012/02/10
がる
7
プレゼントにもらって、やなせさん初読み。こういう詩なんかも書かれていたのですね。 ‘たそがれの詩集’良かったです。2014/01/01
黒豆
6
じんわりくる。 だけど、深く味わうにはまだまだ若い…気がする。 たそがれた事…あるかな!? 『夢』と『ちりめん雑魚』が…なんかズシリときた。2014/01/17