出版社内容情報
森に移住して10年、人気絵本作家が人と猫の幸せについて考えます。自然や生き物のこと、森ぐらしの楽しさ。個性的な猫たちの描きおろしストーリーとイラスト満載のビジュアル・エッセイ。 2011年11月刊。
内容説明
猫は幸せの毛玉。絵本作家が猫たちと自然の中で過ごす日々を綴ったフォト&イラストいっぱいの森暮らしエッセイ。
目次
山の森の、ちっぽけ村の、すみっこに。
チップとチョコ
猫のチュピ
猫のハーちゃん
ソガとスマ
シロとクロとチビクロ
子猫はいつも、突然に
クリスマスツリー
父の机
鳥の巣
品川散歩
パンの日
あこがれのひと
薪ストーブ
保存食
服を買わない
猫との暮らし
著者等紹介
どいかや[ドイカヤ]
1969年東京都生まれ。絵本作家。東京造形大学デザイン学科卒業。1996年にはじめての絵本『チップとチョコのおでかけ』(文渓堂)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶち
97
どいかやさんが描く絵本の世界がこのちっぽけ村で生まれたんだぁ、と感動しちゃいました。自然や生き物、森暮らしの楽しさ。個性豊かな猫たちのこと。 読み進んでいくと、人と猫の幸せについて考えさせられます。 「幸せの毛玉、ときどき猫をそうよびます」。どいかやさんのこの言葉になぜか涙ぐんでしまいました。私が大好きなどいかやさんの絵本『ハーニャの庭で』とともに私の宝物となりました。2022/03/05
itoko♪
71
数年前に絵本雑誌MOEに掲載されていた、どいかやさんのお宅が忘れられずにいたので、このエッセイを見付けた時は嬉しくなってしまった。貰ったり、拾ったり、迷いこんできたり…そんなねことの暮らしが、写真やイラストを添えて綴られています。うちの実家で飼っていたねこも、戦利品をよく持ってきて、その度に驚かされていたっけ。どいかやさんは同世代なので、子ども時代のエピソードも相通じるものがありました。とっくりセーターにチョッキとか(笑)ねこは『幸せの毛玉』…おとなしい時に限るかな。2016/02/17
ぶんこ
68
千葉の森の中に住む事になったどいかやさん。大好きな猫との生活が始まりました。 自然に囲まれ、猫の抜け毛を鳥たちの巣造り用に植木鉢に取っておいたり、まきストーブでお料理をしたり。 まるで丘の家のジェーンの世界。 とても羨ましい。 たくさんの写真とイラストが、どれも可愛くてほんわかします。 子供の頃からの家具や服を大事に使っていたり、気取りのない正直さに、益々どいかやさんのファンになりました。2015/12/01
まるる
65
絵本『ポーリーちゃん』を読んで、どいさんのファンになりました。そうかポーリーちゃんはこの子達がモデルなのね。とても素敵な田舎暮らし。猫達も自然の中で伸び伸びと活き活きと、とても幸せそう。どいさんの可愛いイラストと大切に使い続ける古いカメラで撮った写真。おしゃべりしているような人柄がうかがえる文章も素敵です。これからどいさんの絵本を追いかけていく前にこの本を読めて良かった。2016/11/11
❁かな❁
53
人気の絵本作家のどいかやさんのエッセイ。月刊MOEで2年間連載されたものに新たにコラムなど描き下ろし。森にご主人と移住されたかやさん。色々な出逢いがあり猫ちゃんを少しずつ家族として迎え入れることになり10匹に。装丁も可愛いですが中も猫ちゃん達とのほのぼのした生活が可愛い絵と文章で描かれていて素敵♫猫ちゃんの写真も沢山で可愛い♡猫ちゃんのことを大切にしながら自由にのびのび生活させてあげて自然のことも大切にされていて無駄のない生活をされてるのも素晴らしい!絵本の世界観にぴったりな生活。可愛くてほっこりできた♪2022/01/26