内容説明
猫のダヤンは、ある雪の日にアルス(地球)から不思議の国“わちふぃーるど”へやってきました。ダヤンが暮らすタシルの街は、わちふぃーるどのほぼ中央に位置する、森に囲まれた古い街です。このタシルの街を舞台にした、ダヤンと愉快な仲間たちの不思議でわくわくするような出来事が、11編のおはなしになりました。
著者等紹介
池田あきこ[イケダアキコ]
東京、吉祥寺生まれ。青山学院短期大学を卒業後、皮小物のデザイン、制作をはじめる。1983年、自由が丘に直営店(わちふぃーるど)をオープン。1987年より〈不思議の国わちふぃーるど〉と猫のダヤンの物語を描きはじめる。旅をイラストとエッセイでつづったスケッチ紀行のシリーズや教科書の挿絵なども手がけ、幅広く活躍。96年から笠間日動美術館ほかで〈池田あきこ原画展〉、99年春から日本橋高島屋ほか各地で朝日新聞社主催全国巡回原画展〈ねこのダヤン 池田あきこ原画展〉を開催、大好評を博す。現在、河口湖木ノ花美術館で常設展示中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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読み人知らず
4
イワンの恋がいいですね。魔女たちも一番下の子は少しかわいいところがある^^ダヤンのアルスでの弟たちがかわいい。2011/01/12
Amy
2
ジタンかっこよすぎます。ダヤンが弟たちと虹をおいかける話がノスタルジックで好き。2013/05/08
kei
0
☆☆☆☆2013/04/20
壱倉
0
動物たちが暮らす不思議な世界「わちふぃーるど」を描いたシリーズのひとつで、本書にはダヤンを始めとしたタシルの住人たちの穏やかな日常が描かれています。収録された物語は全部で11篇あり、どれもつい頬が緩んでしまうような微笑ましいものばかり。最初期のちょっぴり不気味なトーンの話も好きだったけれど、こうした和やかな話も味わいが違って良いですね。[再読]2024/09/30
雪
0
読み聞かせ(母)(父)2018/06/29