内容説明
ピーターラビットや不思議の国のアリス、くまのプーさんやパディントン、メアリー・ポピンズ、秘密の花園のメアリやナルニア国のルーシィまでイギリスのお話の中の可愛いひとたちはみんなおいしいものが大好き。可愛いひとたちといっしょにお茶をいただきながらそのバックグラウンドをたどってみるとイギリス風ティータイムの楽しみ方がもっともっとふくらみます。
目次
ピーターラビットの森でヘルシーにお茶を。
不思議の国でアリスといっしょにティータイムをレッスン。
くまのプーさんははちみつが大、大、大、大好き。
パディントンは可愛いこぐま。でもマーマレードにはちょっとばかりうるさい。
秘密の花園はカントリーサイドで起こった心あたたまる出来事
今年のクリスマス休暇はルーシィたちといっしょにナルニアの国で。
西風が吹く前にメアリー・ポピンズのナーサリーティーにどうぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuki
40
物語に登場するお菓子ってどんなのだろぅ?と思い、手にとりました♡ イギリスの子どもたちはだけでなく、大人向けのお菓子もありました。そしてティータイムだけでなく、ランチや朝食向けのメニューも充実していて、どれも作ってみたくなりました!なのできっとまた借ります♡ 未読の作品も多かったので、今度はお話を読み、物語の住人たちとティータイムを過ごしたいと思います♡♡2019/07/10
syaori
40
パディントンのマーマレードに秘密の花園で食べるパンとミルク、ナルニア国のビーバーさん宅のごちそう。昔読んだ英国の物語に出て来る料理はとても魅力的で、未知のものも既知のものも、どれも憧れの食べ物でした。この本は、メアリー・ポピンズがコリーおばさんのお店で買ったジンジャー・ブレッドやアリスのお茶会のバタつきパンなどの料理が、レシピと楽しい紹介文、綺麗な写真や懐かしい世界へ誘ってくれる挿絵とともに紹介されていて、物語だけでなく、それを彩る美味しそうな食べ物に胸ときめかせた気持ちを思い出させてくれる一冊でした。2018/04/17
きょう
9
眺めたり読んだり、空想で味わったり~。料理を始めた若い頃に、Poohグックブックとメアリー・ポピンズのお料理読本を見ては材料も器具もないとひたすら原作に思いを馳せていましたが、今は写真がおしゃれなことをおいとけば、作れないことはない。食べに行く先もある、いい時代になったなあ~。イギリスの家庭で作るので手数はそこそこ、おそらく日本のスイーツよりも堅かったりしそうですが、ジャムや調味料の瓶はもれなくかわいいです。オーツケーキ、りんごのフラットブレッドを食べてみたいです。2021/12/20
hime
6
幼い頃に読んだ外国のお話に登場するお菓子は、添えられているイラストや文中の描写から、想像力を大いに刺激されましたし、どれも、とても魅力的で美味しそうなお菓子に思えて仕方ありませんでした。『雲を紡ぐ』を読んで知った本書。内容はお菓子や紅茶のレシピのみに留まらず、そのお菓子が出てくるお話の内容紹介もあり、未読のお話も含めてとても楽しめました。2020/07/12
きりぱい
6
一番好きな『秘密の花園』の提案が意外というか思った通りというか地味だったけれど、おやつだけでなく、お茶と共にちょっと腹ごしらえになる手軽なものまでティータイムのアレンジとして提案。ショートブレッドをお供にたっぷりのお茶が飲みたくなってくる。ひとくちパンがとても手軽でなかなかおいしかった。2009/03/14