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出版社内容情報
「楽園」本誌&web増刊で発表されたいずれも値千金の読み切り作品10本を収録した著者久々の作品集。
SFから昔話、ロシア近代文学まで幅広いジャンルを軽妙に描いた読み応え抜群の一冊。
2021年12月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
54
『大砲とスタンプ』が苦味のあるエンディングを迎えてから、螺旋人欠乏症にかかっていたのだが、やはり「短編の名手」としか言い様のない作品集となっている。「あゝ戦友よ、くだんに会おう」などは、小松左京の傑作で有名なアレについての知識があれば「?」が「!」になり唸るしか無い。ゴーゴリの『外套』をそんな料理の仕方もあるのか!的な解釈の面白さがある。もちろん、著者大好きなスラブ伝説系の短編もある。速水螺旋人の魅力が詰まった作品集である。しかし、人外の存在は何故、京都弁を話すのだろう?京都人は人d(それ以上いけない)2021/12/27
kei-zu
20
かわいい女性キャラに、どこかとぼけた登場人物のやり取り。読み切りの楽しさを改めて確認できる短編集です。 私はミリタリの人ではないのですが、本書の軍事ネタは楽しいですね。2022/09/17
Ex libris 毒餃子
9
コロナ期のマンガって感じ。2022/01/25
vaudou
5
たとえハリボテでも、ルックこそ正義と思わせるだけの真摯さが作画からバシバシ伝わってくる。2022/03/19
dknk
5
ハヤカワのアンソロ以上のポストコロナSFじゃん!と、かなり真面目に主張したい。第一級の画力と百合とゆるさにコロナ下の現代性もミックスされて「今」読むべきマンガですよこれは2021/12/25