- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(小中学生)
- > 少女(小中学生)その他
出版社内容情報
全寮制の女学園を舞台に、繊細かつ芯の強い描線でルビーとステフの深まる関係を軸に紡がれる著者初の長編ガールズラブ、待望の第2巻。
2021年4月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
56
GL。百合漫画。恋のライバルはステフの義妹リズ。ルビーは奨学生の試験を受けるためにステフに勉強を教わる。リズと喧嘩したため保護者に連絡され、父親に引き取られたルビーは学校に登校できないでいた。ステフはルビーに面会し、こっそり勉強を教える。ルビーは自分の意思で学校に居続けるための努力をする▽「おいで」に萌える2022/07/17
ぐうぐう
27
言葉が気持ちを伝える以上に、絵そのものが気持ちを表現することがある。父に見つかる前に二階の窓からルビーに飛び降りるように促すステフ。戸惑う二階のルビーが見下ろすステフの制服のスカートが大胆な弧を描いている。その黒い弧にルビーがダイブし、二人は抱きしめ合う。ステフの用意した自転車に跨り、試験会場に向かうルビーの、そのスカートが丸く踊る。まるで二人の心情をスカートが代弁しているかのようだ。共鳴し合うスカートの曲線。いやはや、素晴らしい!2021/05/08
空のかなた
18
完結。凛とした登場人物の佇まいと、切れ長の眼に引き込まれる。全寮制の女子だけの学園、白のブラウスにネクタイ、縁どられたジャケットに、完璧な円を描くスカートのライン。映像的、耽美的。主人公ルビーは離婚した父に連れ去られ、学園に戻ることが出来ず落ち込む。そんなルビーの頭をトントンするステフ。これまでそんなふうに人との距離を縮めたことがないステフは戸惑いながら「子犬をあやすようなものよ」と一言。人物のちょっとした表情の変化で、言葉以上の表現を可能にしていく画の力。中村明日美子さんの作品はどれもが極上。2022/11/22
しましまこ
17
ステフの「おいで」にきゃー!倒れました。2021/05/02
青龍
16
電子書籍にて。中村先生の百合(になる?)漫画。こういう学園の雰囲気、萩尾先生や竹宮先生の作品を思い出します。(←男子の学園だけど) セリフでなく、絵で語っているシーンが、上手い!2021/05/16
-
- 和書
- 神社の起源と歴史