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出版社内容情報
「ザーフィラを守ろうとする人が前王を殺めたかもしれない」――。
リハームからそう聞かされたザーフィラは、自分を大切に育ててくれたシラジュとラシェドを探る。
血で染まる王位継承争いの真実とは。
そして、この家族の結末は…。
次世代を切り開く王宮ファンタジー、衝撃と感動の最終巻!
2024年3月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るぴん
20
同時発売の3、4巻通読。4巻は完結巻。ザーフィラの父・先代の王の死に関する謎。王位に就かせないことと、娘を愛さない・幽閉することはイコールではないと思うんだけどなぁ。死の直前の行動は、娘のため…と思いたい。王位を巡るドロドロの争いや、王の資質とは?といったなかなかのテーマだったけど、面白かったし、もう少し読みたかった。2024/03/22
かなっち
4
11歳で即位した少女陛下と黒白臣下の、国政物語第4巻。「ザーフィラを守ろうとする人が前王を殺めたかもしれない」という噂にドキドキする中、まさかの最終巻が悲しかったです。ですが、前王の死の原因が明らかになり、通称黒と白2人の婚姻まで決まり、最高のエンディングでした。その婚姻がザーフィラによる罰だったので、思いもよらなかった粋な計らいに感動さえしたのです。カッコ可愛い少女陛下と、彼女を愛する周囲の人たちとのやり取りにホッコリしつつ、幸せな読後でした。終わるのは残念ですが、次回作にも期待してます。2024/04/02
幸音
3
最終巻。ザーフィラを守ろうとする人が前王(彼女の父)を殺したかもしれない、という噂が流布。父の墓を開けたり、死の直前の行動を辿るザーフィラ。表向き対立している黒と白の大臣2人は、婚約関係にあるのに結婚話が進まないまま終わるのかと思いきや、ザーフィラの粋な計らい(と表現していいのか?)により一気に展開。父から王として望まれなかった少女が、元々の資質を持ち合わせつつ家族や民との交流で成長していく素敵な作品だった。2024/04/14
あ
2
最後までハッキリ明記されなかったと記憶しておりますが、「白」様は男性なの女性なの?いまの時代、性別をはっきりさせるなんてナンセンスだしと思ってここまで黙っていたけれど、大尽方がすんなり結婚と聞いて受け入れるあたり、やっぱり女性なの?それとも男性で、そういう文化OKなの!?…という叫びがいまだにわたしの内側でこだましている… む、無念2024/05/05
ナセル
2
大分前に一巻だけ読んだきりでしたが最近になって完結したのを知って残りを一気読みしました。元々王としての素質はありましたが全体通して着実に成長していったかんじ。婚約者の二人も正式に婚姻出来てよかった2024/04/10