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出版社内容情報
凍えない夜と、飢えない朝を。
心が融けおちるようなしあわせを、おしえてくれた。
けれど、それでも。
欠けて壊れた記憶のなかに、美しい痕跡(だれか)を探している。
「忘れる、もんか……」
◆巻末に【紅玉いづき書き下ろし掌編】を収録!◆
2022年3月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
17
記憶をなくしたミミズクと出会ったディア。原作はミミズクの一人称でどんどんしゃべっていたけど、丁寧に描かれた漫画は客観的で、こういう話だったんだと気づかされる。原作本も完全版で出るようでうれしい。また読もう。2022/03/06
読生
2
自ら選べば解ける。 そう作ってあったのだろう。 選択できるようになるまでの封印。 その後の道は自分で歩む。 大人になることを迫られているかのよう。 みんな優しい。優しくしたい人に優しい。 2024/06/30
みやち🐹
2
見たかった場面が!読みたかった場面が『山の幕間』で読めました。紅玉先生の文章やっぱり好きです。クロちゃんが命を受けて確認する過程がね、どんな風だったろうってずっと気になっていて。色々と想像はしましたが細かなところまで実に魔物らしくていい。このフクロウの不器用すぎる優しさが伝わる描写がたまらなく愛おしいのです。2024/03/01
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
2
「たくさんわかるって哀しい」 切ない。2022/10/09
檻の中の象
2
素晴らしきコミカライズ。記憶を取り戻したミミズクが聖騎士に向けるぐちゃぐちゃの表情が好き。傍にいることを許されていたことこそフクロウの優しさだったっていうシーンがすっごく好き。書き下ろしのクロちゃんエピソードも好きです。2022/05/18